保健室の先生だから言えた「絶対」…「放課後カルテ」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回も牧野(松下洸平)の保健室の先生としての成長ぶりが顕著に分かるエピソードでした。



第3話で取り上げた啓(岡本望来)と心臓病を抱える弟・直明(土屋陽翔)の後日談で、手術が近づき怖くなってしまった直明を牧野が後押しするという話でした。





日本テレビ  土曜21時

「放課後カルテ」第9話


主演…松下洸平

脚本…ひかわかよ

演出…鈴木勇馬




直明役の陽翔くんは歯が抜けてて可愛いんですよね。第3話のことは忘れかけてましたが、陽翔くんの笑顔と、母親役のソニンの怖い顔で思い出しました。




姉の啓は弟の手術がうまくいくか心配でなりませんが、牧野は絶対に治るとは言えないとにべもありません。




直明は仲良しの子たちと治ったらどうするか約束して前向きになっていましたが、




その1人で同じ入院中のるかの手術後の痛ましい姿を廊下で見て、手術が怖くなってしまい手術を受けたくないとゴネ始めます。



困り果てた啓は直明を説得してと牧野に救いを求めます。




牧野は仏頂面で直明に会いますが、直明に絶対治ると約束をします。

直明は先生はウソをつかないからと信じてくれます。




医師なのにタブーの「絶対」を言ってしまったことを牧野は悔やみますが、それを聞いた牧野の先輩医師の咲間(吉沢悠)は「保健室の先生が言わせたのかな」と言います。




保健室の先生として生徒に寄り添うなら、直明が一番言ってほしい言葉を言ってあげたのですから良かったということですね。




治ったら野球がやりたいという直明に、牧野はキャッチボールをやろうと約束をします。

おそらくキャッチボールなんてあまりやったことが無さそうなのが分かる松下洸平の演技が絶妙でした。




高崎医局長(田辺誠一)に自分が言うのは筋違いだが直明のことをよろしくお願いしますとわざわざ頭を下げに行ったのも牧野の変化をよくあらわしていましたね。




手術に向けて啓が直明に書いた手紙、逆に直明が啓に書いた手紙、どちらも良かったんですが、2つはくどかったかも…




直明が書いた手紙だけで良かった気がします。




産休中の養護教諭(はいだしょうこ)が戻ってくるようで、6年生と一緒に牧野も卒業となりそうです。




9話の評価は…8