誰とでも繋がれる鴻田…「東京サラダボウル」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はヒロイン鴻田(奈緒)が少女時代、どんな子だったのか?なぜ警察官になろうと思ったのか?が紐解かれました。




幼い鴻田を母親(星野真里)は誰とでも繋がれるスゴい力を持っていると褒めるシーンが印象的でした。

それは大人になった今も、遺憾無く発揮されているのがよくわかりましたね。




NHK  火曜22時

「東京サラダボウル」第6話


主演…奈緒、松田龍平

脚本…金沢知樹

演出…津田温子



鴻田の少女時代は既に鴻田らしさが多々うかがえて、今の鴻田の根っこはこのエピソードからなんだとよくわかりました。



鴻田が生まれ育ったのは九州の福岡。

家は在日韓国人が住むコリアンタウンの近くでした。




少女の頃から誰とでも分け隔てなく仲良くなれる鴻田は、韓国食材店で働くスヒョンと仲良くなり、姉のように慕っていました。



スヒョンは東京の美大に進むのが夢でしたが、スヒョンの父親はその学費捻出のために密輸を手伝ってしまい、警察に検挙されてしまいます。




それ以来、スヒョンとの交流は途絶えてしまいます。

鴻田にとってはツラい思い出で、だからこそ今の国籍を問わず外国人に寄り添おうとする姿勢につながっているのでした。




スヒョンとの思い出を聞いた有木野(松田龍平)は、なぜ鴻田は警察官になろうと思ったのかを聞きます。




8年前に通り魔事件に遭遇した鴻田は、犯人が襲いかかろうとする母親と幼児を助けようとしました。




とはいえ足がすくみ、危ういところを1人の警官が助けてくれて、その警官に勇気を褒められたのでした。



それがきっかけで自分も人を救えるようになりたいと思ったそうです。




その警官は有木野の元警官の織田(中村蒼)でした。

鴻田と有木野の過去が織田によって皮肉にもつながったのです。




まだ巡査時代の八柳(阿部進之介)や有木野の管轄エリアで、その通り魔事件は起き、八柳は負傷、有木野が心配で織田は駆けつけたようです。




なぜ、織田は自ら命を絶ったのか?

そのあたりは次回以降明らかになるようです。




そして、有木野が刑事を辞めるきっかけになった誤訳事件に関わっていた阿川刑事(三上博史)が、鴻田の相棒になるようです。




いよいよ三上博史が出てきましたね。

楽しみが増しました。




6話の評価は…8