術後4日目

朝の回診で管が全部抜けたっ！

（鼻の管とドレーン）

やったぁーー！

ちょーウレシー！

スッキリそーかいだっ！

残るは点滴と、背中の麻酔。

しかし…ドレーンというのは、

ただ引っぱって体から抜くんだなあ。。

昔、あごの骨を切った手術のときの

ドレーンもそうだったけど、

内臓が一緒に出てきそうな勢い

で本当に気持ちが悪かった。

でも抜けたあとはあまりの爽快感に、

ベッドで大の字になって
しばらく放心してしまった〜。

それにしても、

本当にこれが臓器３つも取った人間かなあ？
すごいなー。

Ｓ先生ってー。

ブラックジャックみたい。

あー。

Ｔ総に連れてきてもらって、

本当に良かった！

「歩いて！歩いて！」って、

今日もはっぱかけられた。

一生懸命歩いてるのに…

と不服そうな顔をしたら、

昨日ゼーゼー言いながら点滴の台を押して、

よろよろ歩いてるわたしを見ていた
若い先生が

「ぷっ。すごい頑張ってますよ。ねえ？」

って笑いながら助け船を出してくれた。

「あ。そう！」とＳ先生が感心した顔

わたしを見るので、照れちゃって
「えへへ。」しか言えなかった。

それにしても、

最初に歩いたときに看護婦さんが

「スッゴーイ！」と言ってくれていたけど。

あれは単なる誉め上手だったのかしら。。。

毎日毎日、先生に頑張ってます！と

言いたい一心で頑張って歩います。

さーこれから体を拭いてもらって、

ようやく手術着からパジャマに
着替えられるぞー。

二人ともびっくりするかなー。

１３時ちょっと前にエレベータまで

彼を迎えに、出発だ！

と１２時５５分に部屋をでたら、

エレベータにたどり着く前に
彼が来てしまった。

歩いてくるわたしを見て

「おっ！」っと言って笑った。

「えへへへ。すごいでしょー。

管全部抜けたんだよ。」

「おおお～。。。。

ほんとうだ～。。。」

と顔が笑ってる。

鼻の管もだよっって言ったら、

あ。気づかなかった。だって。

鼻の管を抜いたときに

気づいたのだけど。

管をテーピングテープみたいので、

しっかりと鼻と固定していたために
なんと鼻のとこが、テープ負けしたらしく

テープをはぐのといっしょに
肉がえぐれてしまった。。。

痛い。。。

なのに彼は「鼻の穴がでかくみえる」と

容赦ありません。

彼と何度も点滴台をがらがら押しながら

廊下を散歩した。

タオルをたくさん洗濯してもらった。

鼻の管が抜けたおかげで、

今日はたくさん話ができて良かった。

術後１，２日目のときは、

話すたびに喉に管がつかえて痛いせいで、

全然話ができなくて、最悪だった。

でもあとは回復の一途だー。


絶食中。
点滴４本。痛み止め２本。

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2001年当時に、自分のHPへ公開していた日記を一部移動しています。