にぃにが2年生、8歳の夏に小室尚子先生と
出会い、ほっぺちゃんが生まれる直前から母勉の
グループコンサルに通い始めました。
そもそも、母勉を始めた根本理由は、にぃにが1歳の頃に
さかのぼります。
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「このまま、徐々に死んでいきます。」
処置室で、立ち話的に担当医が何気なく言った言葉です。
にぃにが、1歳になる少し前、急に体調を崩しました。
風邪かと思い、小児科へ行きましたが日に日に悪くなります。
おっぱいを飲んでも吐いてしまう。
でも、熱はない。
ずっと不機嫌で泣いてばかり。
なんかいつもと違う。
なんかおかしい。
きっと、それは母親の勘だったのでしょう。
体調を崩して3日目には視線が合わなくなりました。
眼科へ連れて行きましたが、風邪をひいているのなら、
そのせいだろうと言われました。
そして、5日目。
明日は土曜で病院が休みになってしまう。
体調が悪化する一方だったので、再度小児科へ。
そこで初めて、「意識障害がある。」と言われました。
血液検査をすると、ヘモグロビンの値は、一桁。
おそらく、貧血のせいだろう。
だけど、どこから出血しているのかわからないから
大きな病院へ行って欲しい。
そう言われ、市民病院へ向かうことになりました。
実は、わたしは、この時、ホッとしていたんです。
貧血だって!
じゃあ、治るね!
理由がわかってよかったね!
って、そう思いながら、市民病院へ向かっていました。
(にぃにの小さい頃の話(2)へつづく)