17年ぶりの青森から帰ります。
本州の上の方から帰ります。
父と弟の法事でしたが、
小中学時代の友人や、親戚、それから
昔のご近所さんにも会えました。
23年前のちょうど今頃。
訳あって、突然、離れてしまった故郷。
前回訪れた17年前は
友達どころか、親戚にも会わずに
ひっそりとお墓まいりしたのでした。
今回、
わたしが来ていると聞いて走り回り
ねぶたの人混みを探してくれた
おばちゃんや
ばったり会い、かずみちゃん?!と
びっくりして涙ぐむおばちゃん。
あんたのお母さんは、いい人だった。
色白で気立てが良くて優しくて。
あんた達がいなくなって、
あの時は本当に寂しかった。
と、
おかしいな、父の故郷なんだけど
みんな母を懐かしんでる(笑)
昨日の事のようにもう20年以上前の
話をするのは、わたし達が突然いなくなり
プツリと関係を絶ってしまったからかな。
ずーっと気になっていた。って。
かつて暮らしていた家は、跡形もない。
父も母も、弟さえも亡くなってしまった。
もう終わったんだよ。
辛い思いしたけどね、終わったんだって。
これからは子ども達しっかり育てて、
幸せになってのぉ。
汽車が出る間際に、そうおばが言うので
思わず泣けてしまいました。
久しぶりの故郷は、雨で寒い、
でも温かい3日間でした。
ありがとう。
温かく迎えてもらえて、とても嬉しかった。