デンジャラス・レディ(2022年) | 勝手に映画紹介!?

デンジャラス・レディ(2022年)

デンジャラス・レディ

 

WOWOWの“特集放送:空前絶後のハードアクション6連発!”でエアチェックしておいた「デンジャラス・レディ」を鑑賞…美人揃いの特殊工作員チームが、陰謀を企てる悪党に立ち向かうチャイナアクション!「レディ・ウェポン」と「ニキータ」(強いてドラマの方)と「チャーリーズ・エンジェル」を足して割ったような作品。本編が69分という短さなので驚く…途中で何らかのトラブルがあって録画に失敗したのかと、一瞬焦ったよ(汗)最近よくあるけど、レンタルのみDVDが出てて、セル版が必要な人は配信でというパターン、アマプラはまだ有料扱いだったよ。

 

アジアのT国で…華僑の令嬢を狙った誘拐事件が相次ぐ。犯行はIT企業“アルファ”の仕業と見られていた。同じころ…中国系情報科学技術企業GWSの開発員ジョウ・モーが、“蒼剣の盾”というセキュリティシステムを開発するも、ジャウ・モーは姿を消し、“アルファ”が“蒼剣の盾”を占有してしまったという情報が!そこでGWSが組織した“特別潜入チーム”が事態に対処することに。招集されたヨウ、メイヤー、メリルの3人は、さっそくジョウ・モーと“蒼剣の盾”の奪還すべく敵アジトへと向かったのだが…任務は失敗し、メリルが命を落とすことになり…。

 

原題および英題は“ 特战行动队/Action team overlord flower”…本編でこのタイトルが出てきた時に、日本語訳の字幕スーパーで“特別潜入チーム”と表示される。だったらそれをタイトルに使えよ…もしくは、そこにも“デンジャラス・レディ”って邦題を表示しろよと…ちょっと思ったね。なんか、見る映画を間違えたかと、戸惑うよ…尺の短さと言い、つくづくまごつく映画だ。尺が短いので、わりとテンポよく話は進むのだが…案の定、中身は薄い。自身も誘拐・監禁経験があるヒロインが、それを克服してエージェントになったものの、現場でトラウマが再発する。

 

本当は、ハニートラップで敵を油断させるつもりだったんだけど…トラウマのせいで失敗、拳を使って大暴れ!結果的に、作戦は失敗し、なんとバックアップ担当だった先輩エージェントが殺されるという事態に!傷心のヒロインは…チームから復帰するよう打診されるも、それを無視して、ストリップバーで働く。実は、その店に仲間を殺し、追っている事件のすべての元凶でもある敵組織の人間が出入りしていて、ヒロインは単独で情報収集を行っていた。結局、生き残ってるもう1人と、死んじゃった仲間の代わりにやって来た新人を加え“潜入チーム”が再始動。

 

敵組織と激しい戦いを繰り広げていく…と、まぁ、こんな感じ。主人公たちが属している組織の指示役(ボス)のオオジサンが、どことなく宮崎駿似(あくまでオイラの主観)。そんなオジサンが…女子ばかり集めて調教し、工作員に仕立てるっていうのは、偶然なのか、どうなのか。最初に死んじゃったバックアップ要員は…メインヒロインたちの先輩で、清楚なお姉様タイプだったんだけど、その後…代わりにやってくるのが、まったく正反対なギャル。さすがのメインヒロインも最初は拒絶反応を示す…っていうか、見てるこちらもキャーキャー耳障りな声でウザかった。

 

尺が69分、エンドロールを省くともっと短いのに…途中で2回ほど寝落ち。2回とも、途中で意識が薄れて…気づくとエンドロールが始まっていて、戻しながら見てたので、結局、ぜんぶ見終わるのに90分以上かかっちゃった。セクシーなお姉さんが、銃をぶっ放す映画と…ジャンル的には好みだったんだけど、なんとなく魅力に欠けるんだよ。最近はどこのアクション映画もそうなんだけど…マズルフラッシュをCGで誤魔化すのが主流になっちゃったから迫力がイマイチ…中にはリアルなものもあるけど、この手のチャイナ系だと、処理が雑目なのが多いのよね…。

 

 

監督:リウ・バイン  ホウ・ソンソン

出演:リ・マァンマァン チャン・ドン グァン・アイニ リ・ユエ ワン・シー チャン・シュアンリ フー・ビン ジーナ

 

 

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デンジャラス・レディ

デンジャラス・レディ






 

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