毒舌弁護人~正義への戦い~(2023年) | 勝手に映画紹介!?

毒舌弁護人~正義への戦い~(2023年)

毒舌弁護人 ~正義への戦い~ [DVD]

 

WOWOWでエアチェックしておいた「毒舌弁護人 ~正義への戦い~」を鑑賞…読んで字のごとく、口の悪い弁護人=弁護士の主人公が、自分のミスで一度は敗訴した事件にリベンジする機会が訪れ、実は陰謀による冤罪だった真実を、法廷で暴いていくという…香港のリーガルサスペンス。今の時代、製作国が中国ではなく、香港というのも意外と珍しいな…そして香港映画なのに、アクションがほとんどないのも珍しい。劇場公開後、円盤は出てないのか?ブルーレイの発売はないみたいで、DVDのみ5月10日にレンタル&セル発売、アマプラ配信もまだない。

 

2002年、治安判事だったラム・リョンソイは普段の行いがたたり、“わいせつ物 審査所”への異動を命じられてしまう。見兼ねた知人から弁護士への転向を勧められ、彼の法律事務所で働くことになった。転向後、初の依頼人は児童虐待で捕まった元モデルのツァン・キッイ。女性弁護士のフォン・カークワンと共にツァンの弁護を担当することになったが…事情を調べ無罪を確信し、ろくな準備もせずに裁判に挑んだ結果、ツァンは有罪が確定、禁錮17年の刑が下されてしまう。リョンソイは後悔し、2年の時が流れたある日、ツァンに再審のチャンスが訪れる!

 

左遷された中年判事が、知人の勧めもあり弁護士に転職。最初の弁護に挑むも…お目付け役の若手女性弁護士の助言を無視し、余裕ぶっこいたせいで大失態、無罪を確信していた依頼主を刑務所送りにしてしまい大反省、大後悔。結局、誘ってくれた知人の弁護士事務所を辞めて独立…数年間、心を入れ替えて、細々と仕事をしてたんだけど、自分が刑務所送りにしてしまった依頼人が無実である証拠を掴む。相棒だった女性弁護士やムショ送り以降、口も聞いてくれない依頼人に頭を下げ、なんとか再審に持ち込むも、簡単には無罪放免にはならない。

 

もともと、依頼人の女性が無実である証明として、愛人である男を証人として呼んでいたんだけど、最初の裁判で…証言を覆したことが、有罪確定の原因に。最初に愛人男性から有利な証言を引き出した時に、裁判で使えるような記録を残しておかなかったのよ。そもそも、なんで愛人は証言を覆したかというと…愛人は特権階級の権力者一家の娘と結婚した婿養子で、嫁や家名を守るために嘘をついているらしいと。それが一目瞭然なんだけど…別の証人を金で買収していて、手も足も出なかった。ようやくそこが崩せそうだってことで、再審に繋がったのね。

 

でもって、再審になってもアコギな手を使って邪魔してくる…いやいや、そこまで邪魔するって、もしかして愛人が真犯人なんじゃね?みたいな話にもなる。とにかく…この権力者一家の法律顧問という男(演じるのはマイケル・ウォン)があの手、この手で、攻めてくるわけで…。主人公たちは、陰謀をぶち破るには、もう一度事件をちゃんと調べ直そう、依頼人が無実である証拠を事件の真相を解くことで見つけようとなる。敵が違法行為でくるなら、こっちだって同じような手で逆襲だと…グレーどころか、真っ黒な手法で駆け引き…若干リアリティに欠ける部分もある。

 

まぁ、そこは香港映画版「逆転裁判」くらいの気持ちで見てれば許容範囲だ…権力者側にいいように使われてしまう検察官と弁護士の関係性なんかも、ちょっと「逆転裁判」の御剣怜侍と成歩堂龍一みたいだったしな。事件を検証する推理パートもあるし…やっぱり「逆転裁判」に似てるよ。個人的には主人公と最初は反目しながらも、段々と絆を深めていく若手女性弁護士の女優さんが可愛いなと思いながら見てたんだけど、映画公式サイトのキャストプロフィールに載ってない。WOWOWの解説ページによると女弁護士役の女優さんはレンシ・ヨンというらしい。

 

 

監督:ジャック・ン

出演:ダヨ・ウォン ツェ・クワンホー ルイーズ・ウォン フィッシュ・リュウ マイケル・ウォン ホー・カイワ

 

 

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