クーダ 殺し屋の流儀(2022年) | 勝手に映画紹介!?

クーダ 殺し屋の流儀(2022年)

クーダ 殺し屋の流儀 [DVD]

 

WOWOWのアクション映画特集で「クーダ 殺し屋の流儀」を鑑賞…ムショ帰りの殺し屋アントニオ・バンデラスが裏社会に復帰し、腕っぷしの強い若者を弟子にする一方、元嫁や娘との付き合い方に悩んだり、娘と同じ年頃の家出少女を気にかけたり、根は優しい普通のオジサンだよみたいな話。いや、展開はそんな生易しい感じじゃなかったけど。バンデラスたちが仕える犯罪組織の女ボス役に「ブルー・クラッシュ」のケイト・ボスワース…クレジットで名前が入ってるのは気づいたけど、一瞬、わからんかった…昔は可愛かったのに、今はボスが似合う貫禄!

 

ストリートファイトで日銭を稼ぐ青年ストレイは、その腕っぷしを買われ、、犯罪組織の女ボス、エステルの下で働くことになった。さっそく刑務所帰りの殺し屋クーダと組まされることになったストレイ、クーダに連れられ彼の殺しを手伝わされる。最初はクーダに盾突いてしまうストレイ、その後…頭を下げ直し、取り立ての仕事などを手伝うことに。一方、クーダはビリーという自分の娘と同じ年ごろの家出少女と出会い、面倒をみることにしたのだが…ある日、世話をしたモーテルから忽然と姿を消してしまう。やがてビリーが犯罪組織に誘拐された事実を突き止め…。

 

バンデラスということで「デスペラード」レベルのアクションを期待してしまうと…そんなに派手ではなく、むしろ地味な内容なんだけど、悪くなかったですよ。最初は腕っぷしを買われて犯罪組織を手伝うことになった若者が出てきて、その若者の初仕事でコンビを組まされるのが、ムショ帰りのベテラン殺し屋バンデラス…女ボスのケイト・ボスワースの信頼も厚いようだ。バンデラスは、久しぶりに会う人みんなに、“出所したんだ?”と言われる…そう、服役中に別れた嫁と暮らしている娘にも同じような態度をとられる。でもって、さっそく若者の初仕事も殺しの手伝い。

 

まず、殺そうとしてるのはバンデラスと因縁がある相手らしい…最初に若者に命じてボコらせて、車のトランクに閉じ込めた後…人気のないふ頭に連れていてって、容赦なくズドン!その足で、若者と一緒に“打ちっぱなしゴルフ”へと向かう…どうやらアリバイ工作も兼ねてるらしい。ろくな説明もなしに殺しを手伝わされ、不満そうな若者、その場ではバンデラスに盾突き、けんか別れのような形になってしまうんだけど…結局、仕事がないので…後日、頭を下げて、正式に弟子入りする。取り立ての仕事など…裏社会のイロハを習い始めるるんだけれども…。

 

一方のバンデラスは、仕事の合間に…娘と久しぶりに再会して、つっけどんな態度をされてショック。そんな時に、万引きを咎められている家出少女を目にして、思わず助ける…どうやら自分の娘と重ね合わせてしまったようだ。そのまま一緒に飯を食って、おしゃべりして、泊まる場所も世話して、おまけに金まで渡す。後日、心配になって家出少女の泊まってるモーテルに顔を出すと、何者かが無理やり侵入した形跡があり、少女は行方不明になっていた。一応、弟子の若者にも行方を捜す方法はないかと相談してみるが…“無理じゃね”って一蹴されてしまうんだ。

 

そんな時、どうやら犯罪に巻き込まれたらしいという証拠を、ひょんな形で見つけてしまいスイッチが入る…さらには、少女を拉致した犯人も分かっちゃうわけだ。そのせいで、いい関係を築いていた女ボスとの間にも亀裂が!まだ組織の中では下っ端の若者は、師匠と、女ボスとの間に挟まれ、右往左往する。犯罪には長けてるし、容赦なく人を殺せるのは確かなんだけど…そこまで強いわけでもないバンデラス。都度、ピンチになることも多く…適度にハラハラ。悩み抜いた結果の娘への誕生日プレゼント、若者らの希望に満ちた行く末など、オチも良かった。

 

 

監督:リチャード・ヒューズ

出演:アントニオ・バンデラス ケイト・ボスワース モージャン・アリア アレクシス・レン ゾリー・グリッグス

 

 

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