アメーバ・ミュージックっていう中古CD屋で「エスケープ・フロム・LA」のサントラ買って来ちゃいました。4ドル99セントのお値打ち品。

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ジャケット写真のスネーク・プリスケン、カート・ラッセルがまた渋くてかっこいいこと♪

それで以前に買ってあったDVDを取り出して見始めたのですが……う、う、う~ん、何だか前に見た時とノリが違うぞ~?

何が違うのかって、日本語字幕が違うんだよね、以前にテレビやビデオで見た時と。その時字幕をつけていたのは松浦美奈さんだったのが、DVDでは荒木小織さんに変わっていた。

別に荒木さんの字幕が下手とか悪いとかいうつもりはないです。内容が変わっているわけじゃないし。

でもビデオ版で何度も何度も「エスケープ・フロム・LA」を見た者にとっては何か違和感がつきまとってしまい、すっきりしないのよね。

最近では劇場で見るのとWOWOWで見るのでさえもう字幕が違っている。

私は一本の映画を繰り返し見ることが多い。自然と字幕の言い回しも覚えてしまう。だからWOWOW、NHK、DVD、と違う字幕を見せられるとその都度いらない違和感を感じて映画に集中できなくなるのだ。

字幕というのは、残らない芸術なのだなと思う。

日本人が洋画を見るのにこれほど大切な存在でありながら、これほど軽視されてるというのも考えてみればスゴイことだ。日本人が形のないものは大事にしないという好例ではあるまいか。

そんなことより問題なのは、これではDVDを買ったところで結局お気に入りの字幕付きのビデオは廃棄できないという事実である。狭い家屋に捨てられないビデオばかりが山のように積まれたままでは、DVD買う気力もなくなるんですけど。