ブログネタ:6時間以内に10万円使わなくてはいけなかったら何に使う?
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10万円あったら、それを全部使っていいなら、今なら迷わずジミー・チュウの靴
を買いに行きますね!(鼻息!)
6時間もあればあれこれ試し履きして悩んだ挙げ句、これぞという一足を選ぶこともできるでしょう。
世間的には、特に男性にはハイヒールやピンヒールは高くてバランス取れなくて歩きづらそうだという思い込みがあるようですが、それは全くの誤解! よくできたハイヒールは靴のかかとの細い一点で体の重心を全部支えることができるので本当に歩きやすいのです。やろうと思えば履いたまま全力疾走もできるはず。
かつては私も「ピンヒールって恐い、かかとの高い靴って危ない」と思い込んでいました。
しかし社交ダンスを習い始めダンスシューズを履いた途端、それが間違いだと悟りましたね。
まるで魔法のように歩き易い……ヒールが7センチあっても気にもならない、それがダンスシューズです。
靴のデザインというのは見た目だけではなく機能も兼ね備えているのだと初めて納得しましたよ。
社交ダンスって、流れるように美しい動きだから見ている間はわかりませんが、踊ってみると足の動きは複雑怪奇でしかも素早くなくてはいけないのです。スニーカーなんぞじゃ踊れませんて。
何故スニーカーだと踊れないか。
それはスニーカーだとどうしてもかかとの上げ下げをしなくてはならないため、頭の位置ががくがくと上下に動いてみっともないからです。
ダンスシューズのヒールの高さは、人間が歩くときに自分の体を持ち上げる分の高さなのですね。必要な分の高さは靴自体がくれるので歩く際に余分な上下動がおきない、それがダンスシューズを履く理由です。
人間って、歩く時、足の指の付け根の部分を曲げて地面を蹴ることによって前に進むのですよ。
だから足の親指が一本曲がらないだけで、歩くことができなくなります。
先日まで完全に右足が麻痺していた時、私はそのことを思い知りました。
今はかなり回復してきたので、足の指が曲がるようになり、ヒールのある靴を履けるようになりました。で、これも意外に思われるのですが、ヒールの高さが7センチ以上ある靴の方が歩くのが楽なんですよ。
理由はダンスシューズと同じで、自分の足を使って蹴り出す時の高さがすでにあるからですね。左足が出れば右足はついてきます。スニーカーやフラットヒールだと、この時右足をひきずらなければいけないんですが、ハイヒールだとそれがなくて済むのです。
ただし、安物のハイヒールは見た目しか考えてないデザインだからダメなのですよ。やはりある程度のブランドじゃないと、信頼性がおけません。
でもデパートなどにおいてある靴はどれも先が細くて歩く以前に履けそうもないのが多くって。
そこで憧れてたのが「プラダを着た悪魔」や「セックス&ザ・シティーズ」で有名なブランド、ジミー・チュウなのですよ。これがあなた、一足10万円ぐらいするわけで(もっと高いのもザラにある)。
その靴を履いて、足の不自由さから来る不愉快さを払拭できるなら、10万円だって決して高い買い物ではないと思います。かつてはダンスをしていた優美な脚をひきずって歩くというのは、結構精神的な苦痛なのですよ。
もし万が一お釣りが出たら、それは全額中国の四川大地震の災害復旧の募金へと回しますが、モノが靴だけに足が出そうな気配が……。その時は足りない分はカードで払いますわ~♪