ブログネタ:若者の海外旅行離れ、どう思う? 参加中
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日本の人口に占める20代の人口の割合自体が減ってるわけだし。
20代の人口における海外旅行者数のパーセンテージが低くなっているというのでなければ、「若者の海外旅行離れ」とは言えないと思いますが。
とはいうものの、ブログネタにするくらいなのですから裏付けのあることなのでしょう。

ところで2006年に20代だった人達って、結構就職氷河期だった人達が入ってますよね?
就職したくてもできず、正社員の道を閉ざされてやむなく派遣とかパートとかバイトとかで働いてる人も多かったはずです。

そういう一生懸命はたらいても生活するだけで精一杯な人達に「海外旅行は若い内にしろ」とか言ってもそれは無理というものなんじゃないでしょうか。

大学生活を満喫して、無事就職も決まって、卒業旅行に行く人も勿論たくさんいたと思いますが、そういうゆとりのある人ばかりが20代じゃないと思うのですよ。


旅行って、お金のゆとりよりも心のゆとりがなければ出かけようって気持ちになりませんからね。仕事を休んだらクビになるかもしれないとビクビクしながら旅行の計画しても楽しくないわけで。


逆に、何が何でも海外に行くという目標があれば、それこそ寸暇を惜しんで働いてお金を貯め、いざとなったら仕事やめてでも目的地に旅立っちゃう人もいます。

実はつい昨日、2年ほど音沙汰のなかった友達から連絡があって、何といつの間にやらニュージーランドで暮らしを始めていて、今週からは彼の地で新しい仕事を始めるんだとか!

びっくりですよ。

彼女とは大好きな映画「ロード・オブ・ザ・リング」を通じて知り合い、好きな俳優さんは違えども様々な海外サイトの情報を追う内に親しくなったんですが、元々行動的な人ではあったんだけどまさか好きが高じてニュージーランドに住み着くまでになるとは思ってもみませんでした。


「ロード」のファンになってからそのロケ先だったニュージーランドを訪れた友達は何人もいましたが、移住までしちゃうとはね! 彼女の行動力に脱帽です。


仕事が大変でも、生活の中に何かの希望が生まれればそれが原動力となって人は海外までも足を伸ばせるのだと思います。

若者の海外旅行離れが進んでいるのが本当なら、それは日本の若者が生活の中に希望を見いだせなくなっているということなのかもしれません。