ブログネタ:子供に習わせたいスポーツは?
参加中
本文はここから
それもスイミングなどという気取ったものではなく、着衣水泳(Wiki
)。
はっきり言ってこれは自分でも習いたいぞ!
何しろ今年の夏の名物(?)ゲリラ豪雨、これにばっちり遭遇しちゃったもんで。
朝は晴れてたもんだから、天気予報の言うことをきかずに傘を持たずに出かけて一日建物の中にいて、さて帰ろうかと出口の方に目を向けたら、外は一面のシャワー状態。
なんと申しましょうか、「土砂降り」とは微妙に違うんですよね、「ゲリラ豪雨」の降り方って。
「土砂降り」だと大粒の雨がざーっと降りはするんですが、その雨粒と雨粒の間が多少広めに開いてる感じですよね? 落ちてくる雨粒と雨粒の間をぬって、ちゃんと向こうが見えるというか。
これが「ゲリラ豪雨」だと向こう側が見えない!
雨粒が上下左右間断なく降り続くので、強烈な勢いで注ぐシャワーとまるっきり同じ状態なんです。
もう、あれよあれよという間に地面に水がたまり、ショッピングセンターの二重ドアの外側からはじわじわと内側に浸水が始まる始末。
それを見た時私は思いましたね。
このまま洪水になってショッピングセンターの中にまで水が入ってきたらどうしようと。
そうなったらどうしても服を着たまま泳ぐしかないじゃないですか。
水着着てたってロクに泳げないのに、体にまとわりつく邪魔くさい衣類があったら、泳ぐ前から溺れてる様なもの。
とりあえず、水に落ちた場合真っ先にしなければいけないのは靴を脱ぎ捨てる事だと聞いたことがあります。
でもその日履いていたのは前の日に買ったばかりのおニューの可愛い靴だったんだよねー。この靴を水の中に脱ぎ捨てるなんてできないわ!
ってわけで泳ぐことはすぐにあきらめ、でも溺れたくないのでショッピングセンターの2階に上りました。
さすがにこの高さにまでは水は来ないだろうけど、でも電車が止まってたら帰りはやっぱり泳ぐしかないのかしら、なんて思ったりして。その時は靴はバッグに入れなくては! (入れたところで濡れたら結局台無しだって)
2時間近く待つ内に雨の勢いが少し弱まったので、その隙に駅に向かい(ショッピングセンターから駅までは屋根付きの連絡通路があるので、風がなければ濡れない)、遅れながらも動いていた電車に乗り込み、座ってる間にジーンズの上に着ていたミニワンピの裾が濡れないようにジーンズの中にたくしこむという作業を行い、それでも裾が背中側に垂れてくるのを朝方配っていたのを貰ったウチワで押さえるという(よく浴衣の帯の後ろ側に差してるじゃないですか、あんな感じ)荒技までやって、さあ泳ぐぞ濡れるぞという覚悟を決めて駅の改札を出たら、傘をさしてる人が誰もいない……。
二駅しか離れてないのに、乗った駅にはシャワーの如きゲリラ豪雨が降り注いでいたというのに、降りた駅では晴れてやんの……。
ほとんど尻はしょり状態の私はどーすればいーのさ?
ま、まあ、幸いその日は着衣水泳の必要はなかったですけど、これから毎年日本にも「ゲリラ豪雨」という名のスコールが降るのなら、いつどこで水難に遭うか分からない!
いざその場に遭遇した時慌てふためかないように、これからの日本人は老若男女こぞって着衣水泳を習うべきだと思います。これ、マジ。