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北海道出身のワタクシ、北海道の美味しいミルクを飲み慣れて育ったおかげで、本州のミルクは味が違って好きになれないものも多いのでございます。

多少高くても美味しいミルク(たとえば「メグミルク」)であれば、一回に一杯ではすまず続けて2~3杯ゴクゴク飲んだりもするのですが、これが値段第一で買ってくる安いミルクだと、まず飲もうという気になかなかならない。おかげで慢性的にカルシウム不足が続いております。アイスクリームやヨーグルトで補う場合もあるんだけどね。

しかし日本のミルクはまずいといっても、飲めない事はないですが、以前北京にいた時、カルシウム摂取のためにムリヤリ飲んでいた牛乳は飲むのが苦痛になる程まずかった!

今そのまずさを描写しようとしてその時のまずさを思い出そうとしたがどうにも思い出せない。きっとそのあまりの不味さに、記憶が定着することさえ脳が拒否したのだろう。とにかく不味かった。飲む時には舌につかないよう、いきなり喉に流し込むようにするのがコツ(あ、それで味を覚えてないのかも)。

不味いだけならいいんだけれど、その頃はまだ紙パックの滅菌技術が中国では開発途上だったらしく、見かけは日本の紙パック牛乳と同じながら、スーパーで購入して帰りのバスに乗って、道路が渋滞してて帰宅するのに1時間ぐらいかかったとすると、盛夏だと家に帰って開けた瞬間にもう悪くなっていてコップにあけるとヨーグルト状のものがどろんと溜まったりすることもあった。もちろん乳酸発酵ではないので、大変臭い。カルシウム摂取するのも命がけですよ、ホントに。

まーしかし、カルシウムが不足すると、当時の中国じゃキレまくってなきゃいけませんでしたからねー。命がけでもカルシウムは必須栄養素でしたわ、確かに。


念のために申し添えますと、中国の技術発展はめざましく、そんな冷蔵庫から出して1時間後には未開封でも腐ってるような牛乳パックは程なくして存在しなくなりました、少なくとも北京の外国人向けスーパーではね。


日本じゃ紙パック技術は申し分ないですが、中に何が入っているのか見当もつかない状況になっているんじゃ、当時の中国と大した違いはないですね。カルシウムは日本にいても、もっともっと必要だあ!