ブログネタ:歌手デビューしたら、誰にプロデュースしてもらいたい?
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ジェリー・ブラッカイマー、本業は音楽ではなくて映画(「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ等)やTVドラマ(「CSI」等)の方のプロデューサーですが、しかしこの方音楽の造詣が非常に深いのですね。彼の手がけた映画のBGM、いわゆるサントラはその場面での登場人物達の動きや心理にピタリと合っていて、映画のおもしろさを倍増させています。
彼が起用する監督の音楽センスも抜群なんですが、しかしあくまでも映像メインでそれに音楽をコラボさせる感じなので、音楽が一人歩きしちゃうイメージはないのです。登場人物の心理を劇中歌が代弁するような場面もありますが、逆にそういう場合は「音楽」としてそれを聞かせてしまうことで、「登場人物の心理は今この曲の歌詞の通りなんですよ」という臭さを消してしまうことができる。或いは、逆に思い切り「臭く」演出することで開き直る。それは監督それぞれの資質によりますが、どちらにしても音楽の使い方が上手と言えましょう。
というわけで、ワタクシ、歌手デビューするなら映画のテーマソングを歌って、その映画と一緒にジェリー・ブラッカイマーにプロデュースしてもらいたいです。映画もサントラも大ヒット間違いなし! 日本だなんて、そんな小さいマーケットは最初から相手にしてませんわ。私が目指す頂点は世界ですわよ、全世界。オーランド・ブルーム主演映画のテーマを歌って、全世界を足元に屈服させてやります、ブイブイ。
レコーディングはやっぱりビートルズのアルバムで有名なアビー・ロード・スタジオで。ここ、観光客には敷居が高いから、こういうチャンスを生かさなくっちゃね。
プロモーション・ビデオ(当然オーランド・ブルームと共演ね)の監督はトニー・スコット。映画自体の監督はリドリー・スコットがいいですね。オーランド主演で「ブレード・ランナー」のリメイクとか。テーマ曲のタイトルは「メリーさんの電気羊」。眠れない夜にアンドロイドが思い描く、電気羊が高圧電流の流れている柵を跳び越えて逃げてはその場でショートしてお釈迦になるという、死屍累々かつ陰々滅々とした歌を私が熱唱します。楽曲の提供はマドンナに頼もう。メルヘンチックだし。ラップ・バージョンにはウィル・スミスに登場してもらいたいな。
やり手のジェリーにはスポンサーとのタイアップもばんばん取ってもらいます。映画のプレミアには全部同行して歌を披露し、雑誌やテレビの取材も粛々とこなしますわ。
でもワールドプレミアはやはり有名な映画祭がいいですね。どうせだったらヴェネチア映画祭で映画は金獅子賞受賞でハクをつけて貰ってから、ハリウッドに凱旋。ハリウッドではまあ、贅沢は言わないので2億ドルぐらいのヒットでいいです(←言わせといて)、サントラがバカ売れ状態だったら。
私の方はいつでもOKなので、後は早いとこ発掘して貰うだけです。ジェリー!!! 今度来日したら私を見つけてね~!!!