「劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」(長いわっ!!)公式サイト


はい、行って参りました。そして何故か良太郎君がかっこよくなるまでうつらうつらしておりました。これは、(「ウォンテッド」でもそうだったけれど)演じている俳優さんにヒーローキャラの格好良さが乗り移るともう目が離せなくなるということですね。


ってゆーか、悪い子の良ちゃんなんか良ちゃんじゃないや~い!! って感じ?


佐藤健君てば、「ルーキーズ」でコワい顔の演技の研鑽積んだと見えて、悪い顔してる時は本当に怖かったですよぉ、え~ん。優しくない良ちゃんなんかやだ~~~っっ!


その分元の良ちゃんに戻ってからが嬉し楽しでよかったですね~♪ ヘナチョコっぽく見えて実は誰よりも芯の強い良ちゃんって、最高のキャラですわ♪


でも実際の所、タケル君がすっごく男っぽくなってたんでビックリしたんですよね。顔、頬骨がちょっと目立ってゴツゴツしてきちゃって……男の子はあ25歳まで成長を続けるから、この先まだ顔が変わるんでしょうねえ……。ふっとレゴラスを演じていた時のオーランド・ブルームを思い出してしまいました。彼も最初の頃はタケル君同様少女のような面差しだったのが、撮影中にどんどん男っぽく顔が変わっていったものですわ。


もちろん変化するのは顔だけではなく、骨量全体が増すので体もがっちりしていくんですね。


だから今回の「さらば電王」では良ちゃんの変身シーンが鼻血出るほどかっこよかったです!

タケル君、肩幅と胸の厚みが増した上に下半身が引き締まったから、今プロポーション抜群なんですよね。しかもそれがまた丁度私好みの細さときたもんだ。おかげで目なんか冴えまくっちゃったわよ!!



そしてもう一人、私の目をさましてくれたのが良ちゃんのお姉さん、愛理さん役の松本若菜さん。この方、ほんっとに美人ですね! テレビで見ている時からその美しさは群を抜いていると思っていましたが、今回映画で着物に日本髪姿でもその美しさが変わらないのには舌を巻いてしまいました。ここまで美しいのは沢口靖子さんと同じぐらいのレベルなのではないでしょうか? いやもう、綺麗綺麗。


愛理さんだけじゃなく、イマジンの面々が着物着てる姿に東映の底力を見ました。もう、やりたい放題?


タケル君があまりにかっこよかったので、桜田通君とか中村優一君は少々影が薄い感じに見えてしまいましたが、並べてみるとこの3人は雰囲気が大変よく似ております。キャスティングディレクターの趣味入ってるな~と思いますが、その趣味が一緒だから私としてはラッキーです♪


さて、男の子ではない男優、松村雄基、今回の敵役、セリフ少ない間は重々しくてよかったんですが、いざ本領発揮のシーンで喋り出すと途端に現代的になって薄っぺらくなってしまうのが残念でしたね~。彼が化粧と派手な衣装で良ちゃんをイジメてるシーンは絶対ファンサービスだな(←手を打って大喜びした人)。


今回敵側についての説明は論理的な部分が全然なくて、ほとんど感情に訴えているだけだったのがちょっと物足りなかったですかね。幾ら子ども相手にしても、もう少し論理的に考える部分があってもいいのではないかと思いました。


まあそれでも何でも、それぞれの見せ場をてんこもりにして、良ちゃんの秘めたる本当の強さを描ききっていたからよしといたしましょう。