中華まんの好きな種類は? ブログネタ:中華まんの好きな種類は? 参加中
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新製品が出るたびにあれこれ食べてみる「~まん」ですが、結局戻るのは肉まん。だってこれが基本だもん。

チャーシューまんも焼き芋まんもおいしかったけれど、でも甘いのでおやつに一個食べれば充分。その点肉まんは無理すればおかずにもなるし、もちろん主食にもなる。餃子より臭くないので、お昼でも安心♪

ところで肉まん、元をたどれば中国の饅頭(マントウ)ですが、これは諸葛孔明に起源を発するとかの三国志演義にかかれております。

そうです、もうじき公開される映画レッドクリフ(公式サイト )にも出てくるあの諸葛孔明ですね!
こちらのサイト の記事より一部抜粋いたします。

諸葛孔明が南蛮を平定し、成都へ帰還のおりに瀘水という河にさしかかると、瀘水が荒れ狂っていて渡れない。孔明がこの地方の人々になぜ河が荒れるのかと問うと、「河の荒神と、戦いで死んだ将兵たちの祟りだ」という。鎮めるには人身御供として、七七四九人の首と黒い牛、白い羊を河の神に供えて祭をしなければならないと教えられる。
 それを聞いた孔明は、人身御供の悪習を絶ち切ろうと考え、従軍している料理番を呼び寄せ、小麦粉を練って人の頭の形に似せて作らせ、その中に人肉の代わりに牛や羊の肉を詰めた饅頭を河の神に捧げ祭を行った。すると翌朝荒れ狂っていた河は鎮り返り渡ることができたという。

私がこのくだりを「三国志演義」で読んだ時には挿絵がついておりまして、それが人の頭が河原にい~っぱい並んでいる図だったものでさすが中国4千年(←何がだ)と感心したのを覚えておりますわ。

いや、その「頭」そのものが、孔明が作らせた「饅頭」なんですけどね、「人の頭の形に似せて作らせ」の部分を忠実に絵として再現したんでしょうね。いちいち髪の毛やら髭やら書いてあって、えっらい不気味でしたわ~。

それ以来諸葛孔明に敬意を表し、「まんじゅう」は肉入りの「肉まん」が基本だと信じておりまする。

でも食べるたびにしばらくあの挿絵が脳裏をよぎったのも事実でございます。