「D-WARS ディー・ウォーズ」公式サイト
これ、人間ドラマは単に怪獣を登場させるための導入として必要だっただけで、映画のメインではありません。
この映画の主役は怪獣!
いや、怪獣というよりも単に巨大な生物(具体的には蛇)なんですが、その大きさがハンパじゃないので。
で、この蛇以外にもナメクジ(だと思う)の巨大なヤツとか、羽のはえたトカゲとかダースベーダーもどきの軍団とかいっぱい出てきて、アメリカのケーサツとか消防さんとかFBIとか最後には軍隊と大決戦をやらかしてくれるんですね。いや、楽しい、楽しい。
「ロード・オブ・ザ・リング」とか「ナルニア」とか、ファンタジー映画で最近よく見るのが巨大生物を兵力に組み入れた軍団ですが、まあ、その、動物の馬力をエネルギーに使うのがテクノロジーの主流なわけですから、飛び道具は槍とか弓、或い弩か投石機に限定されてくるわけです。ロードではナズグルが爆撃機の如く空から石を落としてましたが、それとても爆薬ではない(「ロード」では別のシーンで火薬の使用はありましたが)。
それがですね、「D-WARS ディー・ウォーズ」では最新とは言わないまでも巨大生物の一軍には火器が搭載されてガンガン使用されているのです。これは楽しいですよ~。怪獣軍団対アメリカ軍の死闘ですわ。
当然怪獣ですから、口から火を吹くやつもいるのですが、そいつらとマジで軍隊がタイマンはってるのです。ゴジラ対じえーたいなんて、ぬるいぬるい! ギャオス対じえーたいも、ガメラ対じえーたいも、もはや古いのです!!
ドラマはまあ、ウルトラマンシリーズの30分一話のエピソードレベルだと思って、あとに1時間はひたすら怪獣を楽しむ。これが正しい見方だと思います、「D-WARS ディー・ウォーズ」。
真剣にストーリーを追ったらダメよ~♪