ブログネタ:「実はあなたは双子なの」といきなり片割れが現れたらどうする?
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「私の骨髄が欲しいの?」と。
見た目私とそっくりで一卵性であるのが明白なら、病気治療のために骨髄ぐらいまでなら提供してもよいですが、腎臓くれとか言われたら断るなー。
顔が全然違って「二卵性の双子」だと主張された場合は、まず証明してもらう。
大体今頃になって「双子なの」と言ってくるなんて、名乗りを上げる以外に何か目的があるに決まってるわけですよ。
「実はあなたは双子なの」
という言い方で現れるってことは、その人は私が双子の片割れであることをかなり以前から知ってて黙ってたってことですからね。
普通は
「実は私はあなたの双子なの」
という言い方をするでしょ、こういう場合。
「実はあなたは双子なの」
というセリフは一般的には双子の片割れ本人じゃなくて、その親とか或いは事情を知ってる他の親族や関係者にあたる人が言うべき言葉ですわ。
片割れ本人が言うなら
「実はあなたは双子だったの」
でしょう。今急に双子になったわけじゃなくて、生まれた時からずっと双子だったのをそれまで知らなかった人に打ち分けるワケですから。
要するに
「実はあなたは双子なの」
という言葉自体に信憑性が全く含まれていないので、顔でも全く同じじゃない限り、その言葉だけで相手を自分の双子と信じる事はまずできないんですよ。
そして信憑性の全くない言葉を平気で使って人に近づいて来る人間は日常的に人をだますのが習慣になっているのでしょうから、その人自身を信用することもできない。
ってことは、何か自分の利益のためにこちらを利用する目的があって近づいてきてるワケでしょ、自称私の双子のその人。
双子である事のメリットは、遺伝子配列が同じ(一卵性)か似ている(二卵性)ってことだから、目的としてはその人への臓器提供ってのが真っ先に思い浮かびますわ。
残念ながら私を育てた両親には財産なんかないので、遺産目的という選択肢は最初に外しております。
仮に私の方が養子だとして、名乗り出た双子の方の親が資産家で、その遺産を分けてくれるなんて話で私を捜し当てたんだと言われても……絶対何か裏があると思いますね。大体推理小説だとその辺から連続殺人が展開することになってますから。くわばらくわばら。
双子だからって、会った途端に素朴に兄弟愛に目覚めるなんて、兄弟を欲しがっている子どもでもなきゃありえないですわ。