私今ちょっとイライラしてるんですよね。


クリスマスiイブだというのに出かけるあてもなくこんなブログ書いてるというのが一番の理由ではあるんですが、そのブログを書こうとしてブログネタをあけても一向に書く気になれないというのもあるんですわ。


昨日無理矢理書いた「実はあなたは双子なの」といきなり片割れが現れたらどうする?」ですが、この詳細に書かれている


帰り道にちょっと、ドッキリしちゃえと思って、
「実はあなたも双子なんだよ」
と冗談ぽく言ったら、
「ホントに!?どこにいるの!?
って、すごい食いつきっぷり!!
「うそだよ~」
と言ったら、大変なことになってしまいました。

急に泣き出して、
「すごい嬉しかったのに、なんでそんな嘘つくんだ~しょぼん
絶対ゆるさないんだから!!かわりに弟か妹をだせ~!!
だってあせる

ホント大変。子供に軽く冗談なんていうもんじゃないですねあせる


っていう内容がまずどうかと思うんですよね。

これ、冗談が分からない子どもに手を焼くお母さんの姿を微笑ましく思え、といわんばかりの内容ですが、出生という重大な事で子どもにウソついてドッキリさせようとする親って、子どもの気持ちを何も考えてないとしか思えませんもの。


まあね、このレイラさんにしろ他の人にしろ、そのままの姿で現実に存在している人ではないんでしょうが、創作であるにしても人間関係そのものをダメにするようなウソを親が子に言っちゃダメだと思いますね。子の親に対する信頼が根底から揺らぎますよ。


レイラさんは子どもの事をネタにすることが多いキャラですが、

「ほんまかいな」

と思うブログネタも実は多々あります。


「ちょっといい話教えて」では


>最近、子供と公園で遊んでいた時
ちょっと目を離したすきに、子供が転んで、ヒザをすりむいて泣いてしまったみたいでしょぼん

そうしたら、近くを通りかかった高校生が無表情
自分のハンカチをぬらしてきて、子供の手当てをして
一生懸命泣きやませようと、声をかけてくれていたのしょぼん

その様子に気づいて、慌てて子供のそばに駆け寄って

なんて書いてますが、側を通りがかった高校生が泣き止ませようと努力するぐらい長時間泣かせておくってのは、「ちょっと目を放したすきに」どころの騒ぎじゃないですよね。一体どんだけ「ちょっと」目を放してたんだよ。転んでヒザをすりむいたぐらいで泣き出すような年頃の子を連れてたにしては、この御時世に油断しすぎですわ。


なんかね、「ちょっといい話」を無理矢理でっち上げた感がめちゃめちゃ漂ってるんだよね、このエピソード。


泣いてる子どもを高校生がなだめていた、というのは今でも実際にあっておかしくないと思いますけれど、これは現実にそこにいた母親の書くものではない。いいとこ、たまたま通りすがりに目撃した人の談話ですわ。


ブログネタを毎回ひねり出すのも大変なんでしょうけどね。


まあしかし、レイラさんなんてまだマシな方で、私が耐えられないのはゲーリーさんね。

「あなたが信じている架空の生き物」というブログネタですが、辞書によると(こちら )「架空」とは


根拠のないこと。また、事実に基づかず、想像によってつくりあげること。また、そのさま。「―の人物」


とのことで、いわば実在しないことが明らかな事象に対して使われる言葉なのですよ。

だからこのタイトルで語られる「生き物」というのは最初から実在していないと明言されているも同然なのです。

それに対して使われる「信じる」という言葉は同じ辞書によると(こちら


そのことを本当だと思う。疑わずに、そうだと思い込む。「神の存在を―・ずる」「成功するものと―・じている」


ですよ。

「あなた」の「本当だと思う、疑わずに、そうだと思い込」んでいる、「根拠のない、また事実に基づかず、想像によってつくりあげられた」「生き物」って、なんですか、それ? 


人間、根拠のないものを「信じる」のは無理です。信じるからには信じるに足る根拠がなければ。根拠が事実である必要はないですが、権威である信仰であれ命令であれ、何かを信じるには普通理由が必要なものです。


ゲーリーさん自身だって「座敷わらし」を信じるのには「人数分出されたはずのジュースが一個足りなかった」という確固たる根拠に基づいているわけじゃないですか。その時点でゲーリーさんにとって座敷わらしは「架空」の存在ではなく、自分が実在を信じる立派な「生き物」になっているわけですよ。「妖怪」が「生き物」なのかどうかという議論はおいといて。


だからこの設問は

「架空の存在とされているけれど、あなたが実在を信じている生き物は?」

であるべきなんです。言いたいことはそういうことなんでしょうから。


そもそもここに無理矢理「架空」という言葉を持ち込むから話がおかしくなるんですよ。そんな言葉使わないでも普通に

「伝説や言い伝えに出てくる生き物で、あなたが実在を信じているものは?」

と聞くとか、或いは端的にズバッと

「あなたが信じているUMA(未確認生物)は?」

切り出せば済んだ事なのに。

さもなければ最初から

「架空の生物で、あなたが実在したらいいなと思うものは?」

とするとかね。


それなら幾らでも答えられるけれど、「あなたが信じている架空の生き物」と問われたらとてもじゃないけど答えられません。一つの対象(生き物)に対し、「架空」と「信ずる」を同時に行う事は私には不可能ですから。


このネタに限らず、ゲーリーさんの設問って曖昧で漠然としてて言葉の使い方が微妙に合ってなくて、本当にイライラするんですよね。どういう事を聞きたがってるのかは文脈から分かるけれど、それと設問の仕方が正しくマッチしていない。そのズレがイライラの元なんですわ。


昇進の仕組みも曖昧で、どの星を幾つとれば何になれるのかもよく分からないですよね。まあそれは現実にある横綱審議会でもさほど厳密ではないので、そういうもんかとあきらめもしますけど。


そんなこんなでブログネタを楽しく書くことができない今日この頃、いつまで続けたら昇進できるんでしょ。いいかげん飽きてきましたわ。