男と女の決定的な違いは? ブログネタ:男と女の決定的な違いは? 参加中
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ま、科学的にはそうなってます。DNA鑑定して「男だ」「女だ」と決められる時も同じ事。外見をどんなに変えようと、性格がどうであろうと、身元不明の死体になったら最終的に男か女かを判断されるのはY染色体の有無でしょう。

とはいえこのブログネタで質問されてるのはそういうことではなくて、社会上での違いですね。それも主として日本の。だって「結婚したら女は仕事をやめるもの」と思われてない社会はたくさんありますから。それ以前に女性が職業に従事するのを許されてない社会もありますしね。結婚という制度自体、国家や宗教、時代によってもそれぞれ違うわけだし。

そういう意味では、社会的、文化的な面での男と女の決定的な違いなんて言い出すと問題が複雑すぎてとても一言では言えません。何を言っても自分で反論してしまいそうだ。

しかし肉体の差っていうのは決定的にありますよ。外見を手術で変えて内分泌系をホルモンで変えても、骨格や筋組織は個体差はあるにしろ男女でまるで違うものです。

仮にその体格や筋力の差を幼い頃からの食生活やトレーニングで乗り越えたとしても、まだ絶対に違うものがある。

それは声。

男は声変わりするけれど、女はしない。

これは大きな違いです。決定的と言っていいと思う。

昔はカストラートといってボーイソプラノを保つために去勢した(された?)男性オペラ歌手がおりましたが(参考:Wiki )、それとても女性の声とは全く質の違ったものと言われてます。でもボーイソプラノの澄んだ声自体、少女には出せない性質の声だと思うんですよね。声は声帯から出て体に響かせて聞かせるものですから、体の組成が違うと同じ性質の声にはならないのでしょう。骨量が少ないとか脂肪分が多いとか、Y遺伝子の有無で結構違いが生じているものなので。


私は実際に混声でコーラスをやってるし、先生方はオペラの歌手だしで男声を耳にする機会も多いですが、まず女声と格段に違うのが声の大きさ。男声は女声の数の半分以下でもコーラスでは充分バランスとれると思います。思い掛けない時にバスの人達に本気で歌われると、その声の大きさにびっくりして飛び上がっちゃいますから。

その声に磨きがかかると、もう実に魅力的なんですよね。たまに先生方が自慢のテノールなど披露してくれると、もうゾクゾクするほど素晴らしくてうっとりしてしまいます。

これが女の先生方がソプラノを美しく歌われても、綺麗だとは思ってもゾクゾクはしない。ゾクゾクというのは肉体的な感覚で、体が痺れるような一種の快感を味わってるわけですが、私は女のせいか女声にそれは感じないのですよ。


ここにとあるアメーバニュースがあるのですが

排卵期に女性はもっとも魅力的な声になる。告白に最適?
 モテる女性になるためには、顔やプロポーションを整えるだけでなく、『魅力的な声』を出すことも重要な要..........≪続きを読む≫

だそうで、女性の声が男性をひきつける魅力を秘めているのなら、男性の声が女性を魅了するのもまた当然なのではないでしょうか? 男性には排卵期はないから、それは年がら年中の事かもしれないし(発情期はあるのか?)。

古代日本には「歌垣」といって男女が歌を掛け合うことで求愛したり恋愛遊戯に興じたりという習俗があったそうだし(こちら )、洋画を見ていると思いをかける女性の窓の下で夜に歌を歌って(伴奏付きだったりする)求愛するのがヨーロッパでは昔から行われていたみたいだから、歌声というものは昔からセクシーであると認められていたに違いないのです。今は音楽を学校で四角四面に習うから「セクシー」という感覚と相容れなくなっているだけで、本来は異性を誘う時の重要な手練手管の一つだったわけですよね。。

男は女声を(排卵期の)、女は男声を(発情期の?)をそれぞれセクシーだと感じる。それぞれ異性を誘う声を出せることが男女の決定的な差と言えるのではないでしょうか?


そのワリにはいっつもコーラスの先生に
「女性の皆さんはもっとセクシーに歌ってくださいね」
と指導されてるんだけど。
みんなで一斉に排卵期に入ったら、先生にも私達の声がセクシーに聞こえるんでしょーかねー。その場で発情されても困るけどね(ないない)。