ブログネタ:1日だけ職業選べたら何したい?
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そして「メイちゃんの執事」にお嬢様役として登場するのです!
――え? 「お嬢様役」には年齢的に無理があるんじゃないかって?
大丈夫です。オイルマネーにまみれた中東のサル国のお姫様で、宗教及び政治上その他の理由からチャドルを頭からすっぽりかぶって目しか出さないことにするから。目元だけばっちりメイクして、言葉が通じないという理由でもう声も出しません。代わって喋ってくれるのはお付きの女官兼通訳で、その人にはお姫様は目とネイルもばっちりな指先の繊細な動きだけで指示を与えるのです。
まーよーするに、ベールから目と指先だけ出してれば、後は演技は何もしなくてもいいという役ですね。
お姫様、日本への遊学先に聖ルチア女学園を選びまして、自分用の執事にと一番優秀な理人(水嶋ヒロ)に白刃の矢をたてるのですが、理人はすでにメイ様にお仕えしているということで断ろうとします。
お姫様、メイから自分に乗り換えるのなら帰国の時に理人を一緒に連れ帰り、自分の王宮の第一執事に任命すると、オイルマネーにものを言わせて誘惑するのですが、理人は頑として首をタテに振りません。
お姫様、怒って、理人が自分の執事にならないなら父親に頼んで日本向けの原油の輸出をストップさせるとか言い出します。
このままでは国交断絶、原油の再値上がりも避けられないかという危機に直面し、総理までも聖ルチア女学園にかけつけて理人にお姫様の執事になってくれるよう頭を下げて頼み込むのですが、彼は受け入れません。その代わり彼は持ち前の美声と説得力のある話術でお姫様を諭すことにするのです。
自分には見習い執事の弟がいるので、その教育をお姫様に委ねたいと(←それ、諭してないから)。
メイちゃんが待ってるからと騙されて連れてこられた剣人(理人の弟・佐藤健)の可愛さにお姫様は一目惚れ。そのまま自分の執事に任命してしまいます。もちろん剣人はメイちゃんの側にいたいので逃げようとするのですが、お姫様、彼から離れたくないもので、彼の手と自分の手を手錠でつないで鍵は湖に捨ててしまうのです。
こうやってしまえば、あとは出演している間、ず~~~~~っと健君を側においておけますよね~♪ ヒロ君とのシーンもたくさんあるし。
で、お話のクライマックスは広い湖の底からなんとか手錠の鍵を見つけ出してきて、ずぶぬれの制服姿のままその鍵をお姫様につきつけて、剣人の解放を頼むメイちゃんで決まり。
ワタシとしてはメイちゃんが湖に潜ったんなら二度と浮かび上がってこないように画策して、そのまま湖の藻屑になって欲しいところなんですが、このドラマでは彼女がヒロインだからそうもいかない。それに私が女優やってられるのは一日限りみたいだし。
仕方がないので、メイちゃんのそのがんばりに免じて剣人君を解放してあげるお姫様なのでした。
そして日本で執事を手に入れる事はあきらめ、今度は執事の本場イギリスへと留学。
そこでオーランド・ブルームにそっくりな執事をゲットしたよ、という写真入り絵ハガキがしばらくしてからメイちゃんの元へ舞い込んで、めでたしめでたしでおしまい。
本気で出演したいです、こんな役、こんなストーリーなら。ぜひ!!