ブログネタ:幼なじみと結婚、出会ってすぐの電撃結婚、どっちに憧れる?
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私には幼なじみがいないので、どちらかと言われたら「出会ってすぐの電撃結婚」しか残ってないですが、それで失敗した例を幾つも見ているのでどっちも憧れないですね~。
引っ越しばっかりしてたから、幼なじみが仮にいたとしても顔も名前も覚えてないですわ~。知り合って仲良くなってから子どもの頃の話をする内に実は幼なじみだった事が分かったらロマンチックかもしれませんが。
あっあー、ありましたよ、そういうこと!
映画館で隣り合わせた人と仲良くなって、出身小学校の話とかしてたら同じ学校の同じ学年でしかも同じクラスでもあったことが分かった人がいました!!
その時は
「すご~い、こんな事もあるんだね~!!」
と意気投合してそのまま遊びに行っちゃったけど、帰りは
「じゃあね~」
とバイバイしてそれっきり。
現住所も連絡先も聞かずじまいの、その場限りのお友達で終わってしまいました。
まあ、高校生だったし、お互いの高校がまるで違ってたので。
現実なんてそんなもんスよね。
そういえば大学生の頃札幌で調査関係のバイトしてた時、人員が足りないってんで東京の本社でバイトしてる大学生が何人か応援に来た事があって、その内の一人と仕事中いい感じになったこともありました。互いに好意を持ち合っている事は薄々気づいていて、どちらかがあと一歩押せばその関係は進展するであろうことも分かっていて、でも仕事の打ち上げ兼送別会の後で二人で握手して
「じゃあ、また今度、機会があったら……」
と名残を惜しんで分かれましたよ。
だって私は札幌で親と一緒に住んでて、彼は次の日は両親が待ってる東京に帰るんですよ?
今ここで恋に落ちてもつらいだけじゃないですか。
東京組の男子の中には札幌の女の子との一夜限りのアバンチュールを期待していたアホもいたんですが、その彼はそういうタイプではなかったんですよ。
いや~、背も高くてハンサムで頭よさそうでほんっっと好みのタイプだっただけに、今でもあれは惜しいことした~、と思ってます。
友達のお兄さん(背が高くてハンサムで頭は超良く人望厚くて有名)は、雪祭り見物に東京から来ていた可愛い女の子が札幌の雪に困っているのを助けたのがきっかけで彼女の短い滞在中ずっとつきあい、彼女が東京に帰る時にプロポーズしてしっかり婚約してしまいました。
よっぽど可愛い彼女で、他の誰にも渡したくないと思ったんでしょうね。
気の毒だったのは御家族の方で、大学4年だったか社会人になってすぐだったかの冬に突然結婚宣言されてパニクってました。それまでお兄ちゃん子だった妹=私の友達もお母様もできた方なので花嫁さんの悪口を言ったりはしないのですが、それでもその縁談が彼女とご両親にとってどれだけ意に染まぬ物であるのかひしひしと伝わってきましたよ。手塩にかけた息子であり、大事な兄である青年がどこの馬の骨とも知らぬ娘にたぶらかされ、あまつさえ結婚のため彼女のいる東京に引っ越すというんですもの。
お兄様は幸せに結婚なさいましたが、残された御家族は失意のあまり崩壊し、私の友達はしばらく心を病んで失踪したり宗教に走ったりとその後の人生難しい道を選んでしまいました。
そんな事もあったので、私としても慎重に行動しようと思っていた時期でして。
もしその彼が運命の人なら、きっとすぐにどこかで偶然の再会をしたことでしょう。
再会したならもう迷わず、彼との道を突き進んだことでしょうが、何しろ札幌と東京ですからねー。
札幌市内歩いてたって、高校を卒業して以来出会った事のない同窓生がごまんといるのに、海をはさんでたらそりゃ不可能ですわ~。
というわけで私の電撃結婚の夢は儚く消えたのでした。いや、別に夢見てたわけじゃないですけど。