ブログネタ:砂漠で遭難! 2リットルのペットボトルの水と100万円、どっち取る?
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水も貴重ですが、入れ物としてのペットボトルの価値もこの場合重要だと思うので。
水、或いは液体を手軽に携帯でき、しかも補充もできるという点でペットボトルはすぐれものです。衛生的な見地からは使い回ししないようにいわれてますが、砂漠で遭難という状況でそんなこという人は誰もいないだろうし。
アメリカのテレビシリーズの「LOST
」を見た時、当然のようにペットボトルを再利用し、様々使い回してるのを見て感動しましたよ。このペットボトルって飛行機に積まれていた飲料水のボトルなんですが、飛行機が墜落してもペットボトルは無傷で耐えたってことですもんね。
2リットル分の水の価値もさることながら、それを飲み干した後のペットボトルの利用価値も無視してはいけないと思ったのには映画の影響もあります。
その名は「ブッシュマン
」。
昔々テレビで見たんですが、昔ながらの暮らしを営む部族の所に何故か空からコーラの空き瓶が降ってくるんですが、それが大変便利な道具として使えるためにその空き瓶を巡って部族の中で争いが巻き起こるんですよ。で、主人公はそれを悪魔の道具として世界の果てまで捨てに行くという、どこか「ロード・オブ・ザ・リング」を彷彿とさせるようなストーリーなんですが、ストーリーそのものより舞台となったその場所でコーラの瓶がどれだけ利便性が高いか今でも印象に残っているのです。
でね、その舞台というのがアフリカのカラハリ砂漠なんですわ。
以来砂漠で遭難する時にはコーラの瓶は欠かせないと思っていた私。文明の進んだ今となってはガラスの瓶にこだわらず、軽くて丈夫でフタまできっちりできるペットボトルこそがその代替品。
これはもう、「タイタニック」を見て以来、船の遭難事故にあった時発見してもらうために呼び子笛を旅行に必ず携帯するのと同じくらい必要な心構えですよね。
たとえ旅行先に海も砂漠もなくても関係ありません。人間いつどこで遭難するのかわからないんだから!
もっともさー、今海外旅行する時手に持つとして機内に持ち込める液体が制限されてるじゃないですかー。だから中身の入ったペットボトルは登場前に捨てていかなければならないのよ。困るじゃん~!!
「LOST」の第一シーズンが作られたのがこの規制より前だったら、設定上積んであるはずのペットボトルの数も随分少なくて、生き残った人達の間でペットボトルを奪い合うというエピソードが生まれてたかもしれない。時代の空気というのは細かく細かくドラマや映画に影響を与えているものなんですね。