ブログネタ:アリって雨の日どうしてると思う?
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一応、それに対する解答らしいものは引っ張って来られます。
「アリが巣の穴をふさぐと雨」という言い伝えがある。湿気で雨を予知して巣が水没しないようにするということだろう。では雨が降ったらアリの巣は本当に水没してしまうのだろうか。 結論から言えば普通の雨では水没しない。基本的にアリは水がすぐ溜まるような場所には巣を作らない。雨が降ると地面に水が染み込むものの、各部屋の中には空気があるため水は入ってこない。また巣の入口は小さいため簡単には水は入らず、入ったとしても被害に遭うのは縦穴で、部屋のある横穴までは水が入らないようになっている。 ただし冠水するほどの大雨が降ったら話は別。水が入るどころか巣が崩れてしまう。だから穴をふさいでどうにかなるものではない。もっともそれほどの大雨だとアリだけでなく、土の中で生活している虫は被害に遭うが…。 |
物知り百科では「巣のアリは雨で死なないのか?」という質問に対して下記の答えが。
大阪市立自然史博物館に聞きました。アリの巣は、通路と部屋で構成され、地面の表層だけにとどまるものもあれば、深さ数メートルに達するものもあります。
地面を作っている土や砂の粒子の間には、空気のすき間があり、雨水はそのすき間を通って流れていくので、アリの巣に水がたまることはありません。大雨で一時的に巣の一部に雨水がたまることがあっても、巣全体が水没するようなことはめったになく、アリの巣が浸水し、アリが水死してしまうようなことはないそうです。地中深い巣であればなおさらで、深いところまで雨水が達しないことが多いのです。もっとも、激しい雨で巣の入り口の土が崩れ、入り口がふさがれてしまうことはあります。そうした場合には、アリが巣の方から入り口の修復を図るそうです。
(2005年09月21日 読売新聞)
写真、及び動画は下記サイトが充実
しかしここまできてはたと気づきましたが、これらは皆「雨が降った時のアリの巣の状況」がどうであるかを明らかにしているだけで、その際個々(?)のアリがどういう行動をとっているのかを明確にしているものではありませんね。
というわけで疑問は最初の
「アリって雨の日どうしているのかな?」
に立ち戻ります。
「アリって雨の日どうしているのでしょうね?」
ま、それぞれ役割を与えられた者(=アリ)は、着実にそれをこなして巣に水が入らないよう見張ったり土を盛ったり巣穴の入り口を塞いだりしているのでしょうが、それら土木作業に関わらない普通の働きアリ達は巣の中で何しているんでしょ?
それぞれ巣のメンテナンスに励んだり、穴を掘り進めて拡張工事をしたり、休みなく働いているんでしょうか。
それとも雨の日だけは全館(?)あげての休日で、のんびりすごしたりしてるんでしょーか――想像できないけど。
どっかからキリギリスを誘拐してきて、無理矢理音楽を奏でさせたりしてさ。折角だから自分達でもできるようになろうと、そのキリギリスを先生に音楽習ったりして。
長雨が続いた後のアリの巣穴からは、それまで聞いたこともない類い希なる虫の音が聞こえてくるかもしれない。
でも晴れたら再び仕事に夢中になって、自分達が身につけた音楽なんて忘れてしまうんだわ。
だからいつまでもアリは「鳴く虫」になれないのね。
まあ、あんなに大量にいる連中が鳴いてたら、それだけでうるさいってんで害虫扱いだわ、きっと。