散歩をしに行くならどこ? ブログネタ:散歩をしに行くならどこ? 参加中
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現在足腰に故障を抱えているので、フラットなシューズをはいてのウォーキングというのは無理なのでございます。

あ、ウォーキングと散歩って違いましたっけ?

あたしそもそも、目的も持たずぶらぶら歩くということはしない人間なので。

歩くときは目的地に向かって脇目もふらずまっしぐら。だって時間もったいないもん。

「散歩」が目的ならそれはそれでいいんですが、そのためには楽に歩けるシューズが大事で、愛用のウォーキングシューズがあるんですよ。とにかく歩くのが楽で、足も脚も疲れない。歩きすぎて痛くなるのは、脚じゃなくて脚の付け根というか、股関節が一番先でした。

でも今はそのシューズを履いて思う存分歩けない状況。

靴はかかとの高い、蹴り出しに力を必要としないものを選ばなければなりません。

そんなハイヒールをはいて足場の悪い所なんか絶対歩けませんよ。普通の道だって日本の細い道は車をよけて脇に寄れば下水の側溝のフタの上を歩くことになって、しょっちゅうその穴にハイヒールのヒールを引っ掛けちゃって困ってるんだから。金網になってる部分も多いし、踏切を渡れば砂利の部分を歩かなきゃいけないし。その辺で散歩なんて気分には到底なれませんわ。


その点大型ショッピングセンターなら中の床はフラットだし、しかも最近のはバリアフリー化が進んでいるのでハイヒールを引っ掛けるような凸凹もほとんどないのです。楽ですよ~、これは。エスカレーターもエレベーターも完備だし。

それに屋根の下だから紫外線を気にしなくてもいいんです。現在ワタクシ湿布ミイラ状態なんですが、その湿布のパッケージには

「貼付部を紫外線にあてると光線過敏症をおこすことがあります。

(1)戸外に出るときは天候にかかわらず、濃い色の衣服、サポーター等を着用し、貼付部を紫外線にあてないでください

(2)はがした後、少なくとも4週間は同様に注意して下さい」

等と、例によって「できるか、そんなこと!」てきな注意書きが堂々と印刷されてるんですが、ショッピングセンター内なら戸外じゃないですから、注意書きの赤字の部分なんぞ鼻であしらってても全然OKなんですわよ、ふふふのふ。


それにショッピングセンターにもれなく併設されているスーパーには買い物カゴを乗せるカートが常備されてるんですが、このカートを押して歩くと、楽なんです。まあ要するに、病院などで使われている歩行器と同じ役目をこのカートがしてくれるんですよ。ショッピングセンターやスーパーでカートを押すのはごく当然の行為ですから、大手を振って――というのは両手でカートを押しててはちょっと無理なんですが、気持ちだけは――できますもんね。


とはいえ、休日の昼間はそういう郊外型の大型ショッピングセンターは御家族連れが多くて、小さなお子さんがたくさん走り回っているのでカートを押していても危なっかしいので出かけられないんですけどね。

結局出かけるのは夜になるので、外見はミイラで生活リズムは吸血鬼ですかアンタ、みたいな感じですが、それでも人が少なくなって広々とした店内をカートを押しつつ歩き回るのは楽しいです。買い物もできるし。


それにスーパーというのはひっきりなしに売り出しの放送やらテープやらがかかっているので、自然に触れなくても常に季節の先取りができるんですー。桜なんぞ見なくたって弁当売り場見てりゃ花見の季節だってわかりますよ。これからは柏餅の季節です。あ、端午の節句というべきか。

一年中の行事が先取りで味わえる散歩もオツなもんでございますよ。