スポーツニッポン


“新ヤマト”の雄姿がついにベールを脱いだ。最後の劇場公開から26年、東宝の正月作品として12月に公開が決まった「宇宙戦艦ヤマト・復活篇」の製作が佳境に突入。フルCGでよみがえったヤマトはシャープになり、内蔵メカもグ~ンとバージョンアップ。破壊力十分の武器「波動砲」は6連発が可能となり、大きな見どころになる。

 「宇宙戦艦ヤマト」は74年から81年までテレビで4シリーズ放送され、劇場版も77年から83年まで4作品が公開されて一大ブームを作った名作アニメ。「復活篇」は総監督の西崎義展氏(74)が17年越しの夢を実現させるもので、昨年夏に映像会社「エナジオ」が母体となって製作が始まった。

 前作「完結編」でヤマトが水の惑星アクエリアスの海に沈んでから17年後の西暦2220年が舞台。直径32万キロの移動性ブラックホールが地球に迫り、2万7000光年離れたアマールを目指して3億人の移民作戦が展開される。そのさなかに移送船団が敵から攻撃を受け、護衛艦隊として新ヤマトが発進するという展開。艦長として乗り込むのが38歳になった古代進で、前作で結ばれた森雪との間に美雪という娘がいる設定だ。

 全長263メートル、排水量6万2000トン、全高77メートル、全幅34・6メートルのサイズは変わらないが、26年前に比べて格段に進歩した映像技術を駆使して外観も超リアルに変ぼう。ワープ技術も上がり、かつては1発打てばチャージに数時間が必要とされた波動砲も連続して6発の発射が可能になった。

 西崎総監督は「われわれが地球をどう扱ってきたのか、それが今作の最大のテーマ。温暖化も含め、環境汚染で地球の危機が叫ばれる中での公開は意義が大きい」と熱弁。1860カットのうち700カットがCG。戦闘シーンは3DとCGを合体して迫力を生む。「地球は救われるか、それともブラックホールにのみこまれて終わるか。ラストは2パターンを考えているが、見てのお楽しみ」と笑った。10月に完成予定で、西崎総監督は「最後の作品」と並々ならぬ意気込みだ




う~ん???


波動法って時間をかけて入念にエネルギーチャージした末の渾身の一発という重々しいイメージがあったからよかったんじゃないのかねえ?


それあたかもヤマトそのものがバズーカ砲の如き最終兵器に変化したかのような興奮をその都度味わったものだけど。


六連発じゃ拳銃のリボルバーみたいじゃん。

しかも六発撃っただけで再装填の。


それだったら連続で500発ぐらい撃てるようなマシンガンの方が派手で私は好きだけどな~。


まあ私の好みはおいといて、「6連発の波動砲」のヤマトがどれだけ現代の観客の心を掴むのか――今は座して待ちましょう。