[シネマトゥデイ映画ニュース]
 
 4月末に妻ロビン・ライト・ペンとの法的別居を申請していたショーン・ペンが別れるのをやめたらしく、申請の取り消しを求めたことが明らかになった。

 ショーンのスポークスマンは、“和解しがたい性格の不一致”を理由に4月24日にカリフォルニア州マリン郡の裁判所に提出された法的別居の申請を撤回したことを発表している。アクセス・ハリウッドによると、ショーンとロビンは1996年4月27日に結婚。二人の間には18歳になる娘のディランと15歳の息子ホッパーがいる。

 二人が別れを撤回するのはこれで2回目。ショーンとロビンは2007年12月突然離婚を申請し、翌年4月にはそれを撤回し復縁。夫婦仲も順調に見えたが、今年2月のアカデミー賞でショーンが主演男優賞を受賞した際、受賞スピーチの中で同伴していた妻に感謝しなかったことは話題となっていた。これに対しショーンは、「彼女はわかってる、わかってる」と、その晩のパーティで語り、「感謝したい人の名前全員を言うことはできない」と事前に二人で話し合っていたことを明らかにしている 



ショーン・ペンって衝動的な性格なんですね。
もう少し物事をよく考えてから行動しろよ、とも思いますが、アーティスト的な性格だと言えるのかもしれません。

振り回される妻の方はたまったものではありませんが!

それにしてもロビン・ライト・ペンの方は現在カンヌ映画祭の審査員としてフランスに滞在中だと思ったんだけど?

ショーン・ペンの方はつい先日ナタリー・ポートマンをお相手に「大物カップル誕生か?」なんて書き立てられたばっかりだったのにね。

つまんないゴシップを揉み消すために、一度、いや二度は別れようと決心した妻に泣きついて戻って貰ったんじゃないかなんて憶測が今度は乱れ飛びそうです。


というのも、日本では今日から公開している「消されたヘッドライン」でロビン・ライト・ペンが演じている役って、まさにドンピシャそういう状況なんですよね。

映画では俳優ではなくてベン・アフレック演じる政治家の妻ですが、彼女の置かれている微妙な立場――夫との間に絆は残っているものの心は離れていて、浮気されても仕方ないとは思いつつでもやっぱり悔しいし屈辱も感じているものの、夫の地位を守ろうとする妻の意識はまだ残っているので表立っては騒げない――という非常に難しい感情を実にさりげなく顔と全身からにじませているのですよ。

ひょっとしたらこれ、演技でもなんでもなくて、彼女の心の中そのままだったのかも!


とにかく、ショーン・ペンとの間のゴタゴタを踏まえてから「消されたヘッドライン」を見ると、彼女の抱える葛藤と苦渋が手に取るように伝わってきます。綺麗な人なのに、華やかさをすっかり奪われてしまって、見ていて痛々しくなります。




Who killed Cock Robin?
傷ついている表情が印象的なロビン・ライト・ペン



Who killed Cock Robin?
特徴はこのロングコート。分厚く長く、まるで彼女の心を覆い隠す鎧のようです。




Who killed Cock Robin?
だから何か心を打ち明けたい時にはコートを脱いでます。
ラッセル・クロウと訳あり風?


この続きは是非映画館で!

映画『消されたヘッドライン』ワシントン・グローブ社日本支社発 市民ジャーナリスト・サイトバナー