Who killed Cock Robin?

バラエティ・ジャパンより


>今月30日(土)から公開される『ROOKIES-卒業-』の前売り券の売り上げ枚数が、『花より男子ファイナル』を上回ったことがわかった。

 先週末の段階で、全国の上映館の前売り券総数が24万枚を突破。昨年の作品別興行収入で邦画2位の77億5000万円を記録した『花より男子』との比較で、101%となった。今月16~22日の1週間では、その前週の117%の売れ行きを見せ、公開が近づくにつれて右肩上がりとなる理想的な展開を見せている。

 購買層は、10代から20代の男女が多い。これは、明らかにドラマの人気を反映した形。発売開始当初は、出演者が多数登場している特典のポスターが人気を得ていたが、すでに品切れの劇場がほとんど。にもかかわらず、特典なしでも売れ行きが落ちず、大都市より地方の売れ行きが好調なのも特徴で、支持層が広範囲にわたっているのがわかる。

 また、TBSが中心になって製作していることでも注目される。『花より男子』もそうだったが、正月作品の『私は貝になりたい』(23億円)から『感染列島』(19億円)、現在公開中の『クローズZEROⅡ』(30億円見込み)、そして『余命1ヶ月の花嫁』(27~30億円見込み)と、同社の製作作品は今年に入って絶好調の興行が続いている。

 『ROOKIES』の前売り券の好調ぶりは、その流れをさらに加速させるかもしれない。