Yahoo! ニュース より(以下抜粋)


急死した米歌手マイケル・ジャクソンさんの父親が29日、葬儀の日取りを決めるのはまだ早過ぎると述べ、遺族が独自に依頼した検視結果の詳細を待つことを明らかにした。


 父親のジョー・ジャクソンさんは、ロサンゼルス郊外の自宅で行われた家族での話し合いの後、「検視結果を知りたいので、(葬儀の)日程はまだ決めていない」と記者団に話した。花や風船が手向けられた自宅前の会見には黒人指導者のアル・シャープトン師も立会い、遺族が「慎重かつ入念に、計画を立てている」ことを明かした。


 遺族はジャクソンさんの死因解明のために、ロサンゼルス郡検視局とは別に、病理学者に解剖を依頼をしており、毒物などの検査に数週間を要するとみられている。


 一方、ジャクソンさんの3人の子どもたちについて、ロサンゼルス地裁は29日、ジャククソンさんの両親を一時的な保護者として認めた。来週には、審問も行われる予定となっている。


 上の2人の子どもの母親は元妻のデボラ・ロウさんだが、ジャクソンさんの両親は裁判所に提出した文書の中で、子どもたちが「実母とは全く関係を築いていない」と述べている。ロウさんが養育権を求めるかどうかは、明らかにされていない。


 また、ロサンゼルス郡検視局は29日、ジャクソンさんが亡くなった時にやせ衰え、髪もほとんどなかったとする英タブロイド紙サンの報道を、不正確だとして否定した。


 同紙は、外部に漏れた検視結果の内容だとして、ジャクソンさんが薄毛を隠すためにかつらをかぶり、体重は約51キロで、肩などに多数の注射痕が残されており、胃の中は溶けかけた薬以外は何もなかったなどと伝えていた