クールビズ、してる? ブログネタ:クールビズ、してる? 参加中
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ワタクシの最近のお仕事はここで合唱隊の一人として歌う事だったんですが

Who killed Cock Robin?
テレビで御覧になった方もいらっしゃるでしょうが、何しろ屋外で陽射しを遮るものさえない所でのステージですから、まず必要なのが暑さ対策でしたね。

この日の仕事着(?)は女性は白ブラウスに黒のロングスカートというだけの比較的ゆるいもの。
ウチの合唱団のユニフォームだと黒のロングスカートはベルベット地で当然裾は床に着く長さ。
――そんなもん、炎天下で着てたら死ぬ、と思いましたね、あたしゃ。

これもお仕事、お仕事といえばビジネス、ビジネスといえばエコが叫ばれるこの時代クールビズを活用しない手はない、そう自分に言い聞かせて夏物の薄いプリーツのロングスカートを着ることにいたしました。このスカートは市販品なのでロングといっても靴は全部見えてしまうのですが、背に腹は変えられません! 万が一に備えて本来のロングスカートと汗をかいた時のための替えブラウスをもって現場にのぞみました。

幸い、怒られはしませんでしたが、一回目のステージでは最前列にいたのにその後は後列ばかりになってしまったのは、やっぱり靴がまる見えだったのがよくなかったのかな……。

しかしスカートを勝手にクールビズで涼しく短いものにしたおかげで、一回40分のステージ4回、何とかそつなくこなすことができました。クールビズにしないで、いつものベルベットを着用していたお友達は汗だくで、スカートまで汗でびっしょり濡れて足にまとわりついて大変だとこぼしてました。しかも待機時間にずっと折りたたみ椅子に座っていたおかげでベルベット生地のおしりの部分がピカピカになっちゃって……あれ、元通りになるのかしら。


女性達はスカートはともかく、白ブラウスの方で生地が薄いものやレース、さらには半袖までといろいろ調節できますが、お気の毒だったのは男性陣。黒タキシードか黒スーツにネクタイで決めるのが義務づけられていましたから。彼らにこそクールビズを実践させてあげたいと切に思いましたわ。

もちろん待機場所は冷房完備で、しかも熱中症予防のためにポカリスエットやお茶などのよく冷えたドリンク飲み放題という恵まれた環境だったんですが、いざステージとなると涼むものは何もない状態で歌わなければなりませんからね。幸い、炎天下というほど陽射しは強烈ではありませんでしたが、それでもかなり暑かった!

ステージは本来はスポーツ観戦に使われる場所なんですが、こういう所でスポーツを見る時はそもそもスーツなんて着てないわけで、うちわやらタオルやらも使い放題じゃないですか。というか、その場で涼しくするのは自己責任、みたいな。今年はその場で劇的に冷えるようなグッズもたくさん売り出されているようだし。


私ね、勇気ある黒タキシードの男性陣見ながら思いましたよ。
あれがクールビズじゃないなら、中に冷たいものを仕込んあげたいって。
ほら、冬だとカイロがあるように、夏に使うための保冷剤。ああいうのを腹巻きカマーバンドに仕込んでおいたら涼しく歌えるんじゃないかって。

クールビズも服そのものをその仕様にするより、いつもの服でも涼しくできる方法を考える方がいいのかも。