シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
ニック・パーク監督によるクレイアニメーションの人気シリーズ最新作映画『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』が7月18日初日を迎え、日本語吹き替え版で声の出演を果たした津川雅彦と森公美子が渋谷シネマ・アンジェリカで舞台あいさつを行った。
『ベーカリー街の悪夢』は、長編『野菜畑で大ピンチ!』以来、3年ぶりのシリーズ短編最新作。パン屋さんを始めたウォレスとグルミットが、「パン屋さん連続殺人事件」に巻き込まれる。
これまでウォレス役を務めていた萩本欽一に代わって、津川雅彦が声優初挑戦。
「みなさん、どうもありがとう」
とウォレスの声で登場し、劇場のファンを沸かせた。ウォレスについて、
「ウォレスはスケベで女好き。とても親しみを感じますね。あのノーテンキぶりにも共感します」
と、自身と共通点があることを明かした。初めて挑戦したアニメーションのアフレコについても
「声だけで参加するというのは新たな可能性が広がって、開放感を感じました。監督のニックにもウォレスにそっくりと言われましたし、自分でも雰囲気がとても出ていると思いました」と手応えを語った。ウォレスが恋するかつてのCM女優パイエラを演じた森公美子は、
「『ウォレスとグルミット』のビッグファンだったのでこの役をもらえてとてもラッキー。監督にお会いしたとき、“パイエラ!”と言われたので、イメージにぴったりなのかなと思いました。わたしはダイエットに少しだけ成功していますけどね」
と笑いながら、ややふっくらしたパイエラに愛着たっぷりだった。