ムビコレNEWSより(以下一部抜粋)
公開1カ月足らずで41億円突破の興行収入を記録した『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年7月31日現在)。この中で、主人公ハリーのライバル的存在であるドラコを演じているトム・フェルトンが、8月1日に東京・丸の内ピカデリー1で大ヒット御礼舞台挨拶を行った。
トムが登場すると、場内からは大きな歓声が。トムは「コンニチワ!」と日本語で語りかけてから、「やっと日本に来れて、とっても嬉しく思っています」と挨拶した。上映後の舞台挨拶ということで、「映画を楽しんでいただけましたか?」と呼びかけたトムに、観客たちが割れんばかりの拍手で答えると、彼は満足そうな笑顔を浮かべていた。さらに、「初めてシリーズに参加したのは12歳の時。あれから8年も経ちました。みなさんのおかげで(シリーズを)続けてこられました。ありがとうございます」と感謝の意を述べていた。
演じているドラコとは違い、笑顔の絶えない気さくな青年のトム。「今回は、より深く、ドラコが描かれていると思います。皆さん、今まではドラコのことを嫌っていたと思うんですけど、今回は最後の方で、かわいそうな奴だと、少し同情してもらえたら嬉しいです」と、自らの役について語った。
現在、シリーズ最終章となる『ハリー・ポッターと死の秘宝』の撮影の真っ最中。トムは、多忙の合間を縫って初来日したわけだが、「撮影は、半分くらい終わっています。(最終章は)もっともっと面白くなって、シリーズの中で最高のものになると思います。あまりバラせないのが残念なんですけど……」と、次作をアピール。温かい拍手を送るファンたちに、「長い間、支えてくれてありがとう。日本語ができたら……と思うんですけど」と残念そうに言ってから、2つだけ知っているという日本語、「アリガトウ」「コンニチワ」を口にし、ファンの声援に応えていた。
その後、大ヒットを祝し、だるまの「目入れ」にも挑戦! 初めての体験を、心から楽しんでいる様子だった。