映画生活 より(以下一部抜粋)
公開中の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で、主人公ハリーのライバル役ドラコ・マルフォイを演じている俳優トム・フェルトンが来日し、1日に都内で舞台あいさつを行った。
先月15日から日本で公開され、大ヒットを記録している本作だが、会場にはフェルトンの姿をひと目見ようと朝から本シリーズのファンが集結。上映後、フェルトンが壇上に姿を見せると、客席から悲鳴のような歓声が起こった。フェルトンは
[やっと日本のみなさんに会うことができました」
と笑顔であいさつ。
「僕がこのシリーズに参加したのは12歳で、あれから8年が経ちました。みなさんのおかげでこれだけ長く続けられました」
と客席に集まったファンたちに感謝の言葉を述べ、
「みなさんはこれまでドラコのことを嫌っていたと思いますが、今回の作品の後半では、少し同情できるような『ちょっとかわいそうなヤツだな』と思ってもらえたらうれしい」
と本作の見どころについて語った。
<「緊張するね」と言いながらダルマに目を入れてゆき…>
現在、フェルトンはイギリスでシリーズ最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝』を撮影中だが
「いま、半分ぐらいまで撮り終えたところです」
と撮影状況を報告。
「シリーズの中で最高の作品になると思います。中身をバラせないのが惜しいんだけど」
とコメントすると、会場から大きな拍手が起こった。
最後に、来日と本作のヒットを記念して、フェルトンが“だるま目入れ”に挑戦。フェルトンは毛筆を手に
「これは魔法の杖みたいだね」
と笑顔を見せながら、ゆっくりとダルマの目を書き込み、本作の日本でのヒットを祝っていた。