シネマトゥデイ より
＞チェック：2004年のアレクサンダー・ペイン監督作ハリウッド映画『サイドウェイ』を、海外スタッフのもと小日向文世と生瀬勝久の主演でリメイクした大人のコメディー・ドラマ。ワインの産地、カリフォルニア、ナパ・バレーを舞台に、さえない40代の男二人のパッとしない人生が少しずつ動き出していく様をていねいに描く。二人の男の相手役には、日本を代表する女優、鈴木京香と菊地凛子。カリフォルニアのみずみずしい風景と、甘くほろ苦い言葉の数々がじんわりと心にしみる。
「サイドウェイ」はそれまでほとんど無名だった（少なくとも日本では）ポール・ジアマッティとトーマス・ヘイデン・チャーチを一躍スターダムに押し上げた作品ですが、小日向文世と生瀬勝久って、すでに脇役として名高いお二人ですよね。リメイクでありながら、すでに見るべき対象が違っちゃってる気がします。観客は最初からこのお二人のダメ男っぷりを期待して映画館に足を運ぶんだもんね。
とはいえリメイク作品というのはストーリー展開はすでに観客に知られているというのが前提になりますから、何らかの新味を出さないことには観客は寄ってこない。それがこのお二人の演技ということであれば、俳優としては冥利に尽きるってものなのでしょうか？
でも実は私、オリジナルの方見てないのよね。
だからこっちの「サイドウェイズ」を１００％楽しめる事と思います♪
