eiga.com より(以下一部抜粋)


人気コメディ映画「メリーに首ったけ」「愛しのローズマリー」の監督ピーター&ボビー・ファレリー兄弟が、今秋メガホンを取るリメイク版「三ばか大将(The Three Stooges)」の配役に、またも変更があったようだ。


本作は、1930~40年代にコロンビア映画でシリーズ化されたコメディ集団「三ばか大将」(モジャモジャ頭のラリー・ファイン、坊主刈りのカーリー・ハワード、モッズ頭のモー・ハワード)の短編ドタバタコメディをリメイクするもので、彼らの伝記映画ではない。ファレリー兄弟が長年熱望していた映画化企画であり、企画当初には、ショーン・ペンがラリー役、ジム・キャリーがカーリー役、ベニチオ・デル・トロがモー役でキャスティングされていた。ところが6月に入って、妻で女優のロビン・ライト・ペンとの離婚問題で揺れるペンが、家族サービスのために、主役が決まっていたアクションスリラー「カルテル」ともども降板した。


6月、弟ボビー・ファレリーは地元紙ボストン・ヘラルドに、「サイドウェイ」「シンデレラマン」のポール・ジアマッティがペンの代役になるならば「センセーショナルなラリーになる」と猛烈にラブコールしていたが、ボストン・グローブ紙が伝えるところによると、ジアマッティはめでたくラリー役の契約を済ませたそうだ。ところが、ファレリー兄弟によると、「ジム・キャリーはMr.ダマー」で組んだキャリーが同企画から離脱してしまったらしい。オリジナル版「三ばか大将」の熱烈なファンであるデル・トロは予定通りモー役を演じるそうだ。


同作に懸けるキャリーの意気込みは相当だったとのことで、キャリーの恋人ジェニー・マッカーシー(元プレイメイト)は芸能サイトWENNに、役作りについて「あの独特の口ぐせがあるカーリーの喜劇的な声を完璧に作って、体重も50ポンド(約23キログラム)増やすつもりだったのよ」と明かしている。なぜ降板したのかは不明だが、早急なカーリー役探しが必要だ