* 行旅死亡人(こうりょしぼうにん)とは飢え、寒さ、病気、もしくは自殺や他殺と推定される原因で、本人の氏名または本籍地・住所などが判明せず、かつ遺体の引き取り手が存在しない死者を指すもので、行き倒れている人の身分を表す法律上の呼称でもある(WIKI )。
* 井土 紀州(いづち きしゅう)は三重県出身の映画監督・脚本家(WIKI )。
「おくりびと」の次は「いきだおれ 行旅死亡人」、モントリオールの人達は日本人の死生観について深く考察することができそうです。
それはさておき、この映画は制作や配給・宣伝の過程が大変おもしろいのです。
以下公式サイトより一部抜粋。
学生が宣伝・配給の主体となる。 |
いまでは、大学を含め学校が映画を作るのは珍しくありません。ただ、一般の観客に向けての配給・宣伝、興行までやるところは、あまりありません。 ジャナ専では、せっかく自分たちの学校で作った映画なのだから、出来るだけ多くの人に見てもらうために自分たちで配給・宣伝にチャレンジしてみようと決めました。そのために、今年の4月から、「マジック・アワー」の有吉司さんの協力のもと、配給・宣伝のためのワークショップをスタートさせたのです。学生にとっては、配給・宣伝のノウハウを知ると同時に、自分たちで独自のプランを出し、ふだんの授業で身につけたパンフレット制作や企画力を生かして、宣材作りをし、マスコミなどへの働きかけもしていくということです。 |
ということで、日本でもこういう形で作品を世に出す事ができるなんてちょっとステキだなと思って紹介しました。
10月から新宿シネマートで公開されますので、興味を覚えた方はどうぞおみあしお運び下さい。