eiga.com より(以下一部抜粋)

フィリップ・K・ディックの短編小説「調整班」(新潮文庫 「悪夢機械」所収)を原作とする、マット・デイモン&エミリー・ブラント(「プラダを着た悪魔」)主演のSFスリラー「アジャストメント・ビュー ロー(「The Adjustment Bureau」)」に、「砂と霧の家」(03)でアカデミー助演女優賞にノミネートされたショーレ・アグダシュルーが出演することが決定。米バラエティ誌 が報じた。

同作は、「ボーン・アルティメイタム」「オーシャンズ12」の脚本家だったジョージ・ノルフィの初監督作品(脚本も)。主人公は、連邦下院議員デ ビッド・ノリス(デイモン)がミステリアスなバレリーナ(ブラント)に出会うという「ボーイ・ミーツ・ガール」のロマンチックな物語だ。9月中にクランク インする予定だ。


アグダシュルーは、イラン・テヘラン生まれのベテラン女優。「砂と霧の家」で中東出身者として初めてオスカー・ノミネートを受け、映画・TVから 引っ張りだこになった。映画では「エミリー・ローズ」「X-MEN/ファイナル・ディシジョン」「イルマーレ」、TVドラマでは「24」「ER」「グレイ ズ・アナトミー」などに出演している、57歳のエキゾチックな美女だ。間もなく日本で見られる出演作に、サダム・フセインが築き上げた“血の帝国”を描く 米HBO&英BBC制作のミニシリーズ「サダム 野望の帝国」(スター・チャンネルにて9月26日より放送)がある