Yahoo! ニュース より(以下一部抜粋)

>日本時間の12日、第66回ヴェネチア国際映画祭で、日仏合作のファンタジー・アニメーション映画『よなよなペンギン』の公式記者会見が行われ、りんたろう監督、丸山正雄企画プロデューサー、デニス・フリードマン・プロデューサーが出席した。

日本アニメの第一線で活躍してきたりん監督は、「(『パプリカ』『サマーウォーズ』の)マッドハウス含め、まったく新しいフルCGを作ろうとなりました。 非常にシンプルに、でも“動く絵本”のような映画を作りたいと思いました」と語り、ペンギンについて「僕は、小さい時からペンギンが好きなんです。ペンギ ンを飼いたいくらい。それと、飛べない鳥にも興味がありました。それで、少女を主人公にすることで、つながらないか? ペンギンのコートにすれば何とかな るか。そんな発想です」とコメント。

丸山企画プロデューサーは、「日本でフルCGで最初にやろうと企画したのは、これがたぶん最初。企画から10年、動き出して7年、現場で5年かかっています。これが日本初のCGアニメとして世界に羽ばたくものになったと思う」と語った。

またフリードマン・プロデューサーは「確かに、初めてのアニメの長編としては日仏最初の合作だと思います。私たちは、フランスの映画祭で知り合い、その時 にりんたろう氏の作品を見て素晴らしいと思った。それで、このプロジェクトを進めていこうと思いました。作業は大変だったし、文化の違いもありましたが、 強力なチームワークを築けたと思います。お互い、素晴らしい作品を生み出そうという共通した意識があったので、非常に高い作品が出来たと思います」と語っ た