kizasiジャーナル より(以下一部抜粋)

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男性整髪料というカテゴリーがなくなるかも?unoフォグバー



ザ・ビートルズのリマスター盤が好調な売れ行きを見せ話題となっているが、こちらのビートルズ風?イケメンたちのTVCMも話題になっている。
ビートルズを意識させるファッションを身にまとった妻夫木聡・瑛太・三浦春馬・小栗旬がロンドンの街を歩く、資生堂uno「FOG BAR(フォグバー)」のCMだ。


■商品名まで伝わっているフォグバーのCM


「ワックスにさようなら」というコピーも印象に残るこの「フォグバー」は、髪を固めずにまとめる全く新しいジャンルの霧状スタイリング剤。ヘアスタイルのトレンドに伴い、スタイリング剤の形状もリキッド、スプレー → ムース → ワックスと移行してきた。
トレンドサイクルに潮目をつかんだ資生堂が、新ジャンルのスタイリング剤市場を切り開こうとしている点に注目したい商品だ。



そこで、「uno」ブランドがどのように語られているのか、2年前に発売された「FIBER NEO(ファイバーネオ)」発売の時期と比較をして、フォグバーの特徴を調べてみた。



フォグバー発売から約3週間、CMについてが7割と話題の大半を占めているが、オーランド・ブルーム出演のCMで話題を呼んだワックス「FIBER NEO(ファイバーネオ)」が新発売となった時期(2007年9月)と比較してみると、07年の方が、よりCMの話題に突出していることが分かる。


さらに、ファイバーネオ発売時、ブログでは「ワックス」という形状の書き込みは見られるものの、その商品名はほとんど語られていない。
これに対し、フォグバーは、商品名の書き込みが16%も見られている。


つまり、(ファイバーネオの新発売時に比べると)CMのインパクトにとどまらず、フォグバーという商品名まで伝達することができているといえる。