MovieWalkerより(以下一部抜粋)
晩秋、ユーロスペースにてレイトショー公開される『バカは2回海を渡る』(参考ページ )は、「仮面ライダー龍騎」(テレビ朝日系)への出演で人気を博したイケメン 俳優・弓削智久と須賀貴匡が、サンフランシスコ~ラスベガスの4000キロを旅する姿を描いたロードムービー風ドキュメンタリーだ。
広大なアメリカの荒野をさすらう2人の姿は、さながらショーン・ペン監督作『イントゥ・ザ・ワイルド』(08)の世界観そのもの。こちらで主演を務 めたエミール・ハーシュもさることながら、本作の主演コンビも荒涼とした大自然に見事にマッチしていて、日米を問わず、イケメンは荒野によく栄えることを 実証している。また、同じく“仮面ライダー”俳優であるオダギリジョーも『BIG RIVER』(06)ではアメリカ横断を目指すヒッチハイカーを演じており、アリゾナ砂漠に佇む彼の姿はひたすらかっこ良かった。
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もしも本気で真剣に「イントゥ・ザ・ワイルド」を見たのだったら、上記のようなお気楽なコメントは書けないと思います。この書き方じゃあこの映画はよっぽど内容のない、イケメンとアメリカの景色以外に見所のない作品で、それを無理矢理見にいくように勧められている気にしかなれないですが。
ちなみにゴミゴミしてるのは日本でも都会だけです。いわゆる田舎にいけばまだまだ厳しい自然は残ってます。平野が少ないから当然の帰結として荒野も少ないだけなんだよ。札幌(石狩平野にあります)の真冬なんか吹雪に巻かれりゃ町の真ん中でも遭難するんじゃないかって気がするわい。