eiga.com より(以下一部抜粋)

>累計発行部数1300万部を突破した人気漫画を映画化した「カイジ/人生逆転ゲーム」が10月10日、全国306スクリーンで封切られ、主演の藤原竜也、天海祐希、香川照之、山本太郎、佐藤東弥監督が東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で舞台挨拶に立った。

同作は、これまでに香港プレミア、埼玉・秩父出身の藤原による凱旋試写会、横浜港でのトークショーなどさまざまなプロモーションを展開。“走破”した藤原は、

「撮影がスタートしたのは1年前。ようやく今日という日を迎えられた」

と感慨無量の面持ちだ。


映画は、友人の借金を抱え込むことになったフリーターのカイジが、命がけのギャンブルに挑み、自らの人生を見つめ直しながら戦い抜く姿を描く。藤原 は、続編の可能性について

「ここまで大変な思いをして地上に出たのだから、もう間違いは起こさないでしょう」

と模範的な回答。これに即座に反応したのは香 川で、

「そうしたら続編ができないじゃん!」

とツッコミを入れて藤原を慌てさせた。さらに、初監督を務めた佐藤監督は

「こちらから伺いたい。続編も監督と して指名していただけるのは不安で……」

と胸中を吐露し、客席を沸かせた。


配給の東宝によれば、藤原の人気や原作のファンなど客層は多岐にわたり、都市部だけでなく地方の出足を好調。興行成績20億円を記録した「K-20/怪人二十面相・伝」対比で144%を記録し、興収30億円も視野に入る絶好の滑り出しとなった。