Yahoo!ニュース より(以下一部抜粋)

[モスクワ 14日 ロイター] ロシアの警察当局は、25歳の男性を殺害した上で遺体を切り刻んで一部を食べ、残りをケバブ屋台に売った疑いで、路上生活者3人を逮捕した。

 事件は、ロシア西部のペルミ郊外のバス停近くで人体の一部が発見されたことから発覚した。

 現地捜査当局がウェブサイト(www.susk.perm.ru)で13日発表した声明によると、逮捕された3人の男には犯罪歴があり、ナイフとハン マーで被害者を襲った後、遺体をバラバラにして一部を食べた。また、ケバブやパイを提供する屋台にも遺体の一部を売ったという。

 売られた人肉が客に出されたかどうかは明らかになっていない。


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ほら、人は別にゾンビやリビングデッドにならなくても、人の肉を食べる生き物なのよ。
人肉を食べる事を忌避するのは本能じゃなくて文化にすぎない。

ゾンビは一度死んで、「人間性」という文化を失った存在。だからためらわずに人を食う。

人が人を殺してはいけないと教えられるのは、それを許すと人という種は同じ人によって駆逐され、あっという間に絶滅するから。だからその時の文化がそれをタブーと規定している。

それを伝えているのがロメロのリビングデッドシリーズ。

ま、不況は最終的には人間に飢えをもたらすから、ホラー映画によって文化をもう一度教わっておくにこしたことはないよね。
いくら飢えても人を食うのは人のすることではありませんって。



ちなみに食料が「人」しかなくなったらまた新しい文化が生まれます。
人を食うのを容認する文化がね。
それを描いていた映画が「ドゥームズ・デイ 」でした。

こう見えてホラー映画って奥が深いんですぜ。