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より(以下一部抜粋)
>映画学校を出たばかりの若手女性監督の活躍が目覚ましい。全国公開中の「天使の恋」の寒竹(かんちく)ゆり監督と「携帯彼氏」の船曳真珠(ふなびき・しん じゅ)監督は、ともに27歳。師事する監督に直接脚本を送るなどしてチャンスをつかむ。助監督で長年修業を積むことが監督への近道だった往年の映画会社の システムは、今は昔だ。
寒竹監督は映画の世界に飛び込む方法として、映画会社より日大芸術学部を選んだ。在学中の平成16年に初めて脚本を書き、「Love Letter」や「スワロウテイル」で知られる岩井俊二監督に送った。
岩井監督もやはり助監督は未経験。寒竹監督は「大好きな映画『ジョゼと虎と魚たち』の脚本家、渡辺あやさんが岩井監督のウェブサイトに応募して認められたことを知り、その日に送りました」と話す。
その脚本は「ラッセ・ハルストレムがうまく言えない」のタイトルでラジオドラマとなり、まず脚本家としてデビュー。岩井監督のもとで映画のメイキング映像やCMを手掛け、今回の監督の道を手に入れた。
映画好きだった船曳監督も東大に通いながら、映画作りを学ぶ教育機関である映画美学校に入校。大学卒業後の18年、東京芸大大学院映像研究科に入学し、 同大教授の黒沢清監督や特別教授の北野武監督らに師事した。入学と同時に手掛けた多くの自主映画が賞を得るなど監督としての才能が認められて今回、初メガ ホンを取った。「携帯彼氏」は恋愛シミュレーションゲームをめぐる怪死事件に巻き込まれる女子高校生が主人公の作品。「男性が豹変(ひょうへん)する怖さ を描きたかった」(船曳監督)。
今年6月に公開され話題になった「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督(31)は映画美学校の2年先輩。「私も後に続きたい」と、船曳監督は目を輝かせる。
>映画学校を出たばかりの若手女性監督の活躍が目覚ましい。全国公開中の「天使の恋」の寒竹(かんちく)ゆり監督と「携帯彼氏」の船曳真珠(ふなびき・しん じゅ)監督は、ともに27歳。師事する監督に直接脚本を送るなどしてチャンスをつかむ。助監督で長年修業を積むことが監督への近道だった往年の映画会社の システムは、今は昔だ。
寒竹監督は映画の世界に飛び込む方法として、映画会社より日大芸術学部を選んだ。在学中の平成16年に初めて脚本を書き、「Love Letter」や「スワロウテイル」で知られる岩井俊二監督に送った。
岩井監督もやはり助監督は未経験。寒竹監督は「大好きな映画『ジョゼと虎と魚たち』の脚本家、渡辺あやさんが岩井監督のウェブサイトに応募して認められたことを知り、その日に送りました」と話す。
その脚本は「ラッセ・ハルストレムがうまく言えない」のタイトルでラジオドラマとなり、まず脚本家としてデビュー。岩井監督のもとで映画のメイキング映像やCMを手掛け、今回の監督の道を手に入れた。
映画好きだった船曳監督も東大に通いながら、映画作りを学ぶ教育機関である映画美学校に入校。大学卒業後の18年、東京芸大大学院映像研究科に入学し、 同大教授の黒沢清監督や特別教授の北野武監督らに師事した。入学と同時に手掛けた多くの自主映画が賞を得るなど監督としての才能が認められて今回、初メガ ホンを取った。「携帯彼氏」は恋愛シミュレーションゲームをめぐる怪死事件に巻き込まれる女子高校生が主人公の作品。「男性が豹変(ひょうへん)する怖さ を描きたかった」(船曳監督)。
今年6月に公開され話題になった「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督(31)は映画美学校の2年先輩。「私も後に続きたい」と、船曳監督は目を輝かせる。