ブログネタ:語りたくなる趣味は?
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人様に語る程の趣味と言える程の趣味でもないんですが、でも美味しいワインを飲めばつい語りたくなるのが人情というもの♪
昨日も11月19日に解禁になったばかりのボジョレー・ヌーボーの試飲会にいそいそと足を運んで参りました♪
お店はこちら、Italian Bar CONBRIO (イタリアンバール コンブリオ)
新橋駅から徒歩3分(ぐるなび CONBRIO )
頂いたのはこの‘2009‘ボジョレーヌーボ‘
ブシャール・エイネ・エ・フィス 。
ブルゴーニュの名門ですね(受け売り)。
ワインの赤い色がキャンドルの光に映えて綺麗です。
まずは口に含む前に香りを確かめます。
ワインによってはツーンと酒臭さが漂ってくるのもあるのですが、これはそうじゃなくてまろやかで穏やか。今のところまだ酒としての自己主張は控えめにしているといった感じでしょうか。アルコール臭が苦手な方でもこれなら飲み易いのではないかと思いました。
続いてお口にちょっとふくんでのテイスティング。
あら、あら、あら、これは今まで私が知ってたヌーボーとは違うわあ!
私が今まで飲んできたヌーボーって、なんというかやっぱりワインとしてはもちょっと未熟というか、荒削りというか、まだまだ修行の途中みたいな味わいばっかりだったんですよね。
こう、まだ、ブドウとしての自分を捨てきってないというかね、人間に例えればまだまだ子ども。それこそ「ルーキーズ」の登場人物達みたいに、若い頃はヤンチャもしたけどいい先生にめぐりあって自分を変える努力をしている真っ最中、みたいな。
それはそれでおもしろい味なんですが、でもどうせ飲むならあと半年寝かせて大人になるのを待った方がいいかな、と思うこともしばしばだったりして。
ところがこの日飲んだブシャールは違いましたねー!
ヌーボーなのに荒々しい部分が全然ないんです。
香りと同様に穏やか。
まだ一つのワインとして完全に調和した味わいにはなっていないものの、それぞれのパートが自己主張することなく、一つのハーモニーを完成させようと懸命に努力しているコーラスグループのような感じ。映画でいったら「天使にラブソングを」でしょうか。
将来の大物を予感させる風格がヌーボーの時点ですでに備わっている、それが昨日頂いたブシャール・エイネ・エ・フィスの‘2009‘ボジョレーヌーボ‘でした。
私はワイン通ではないので専門的な難しいことは分かりませんが、でもとても飲みやすくて美味しいワインでした。
何と言ってもお料理のどれもがこのワインにぴったりでしたからね!
写真は「馬肉のカルパッチョ」。
馬肉の鮮紅色に近い赤とワインの赤がマッチして美しい一品。
馬刺しは九州でよく食べたけれど、カルパッチョになると趣がまた違いますね。お肉が柔らかいので口の中でもぐもぐしてると妙に肉感的な興奮を伴うお料理なのでございました。
この季節ならではの逸品、「三陸産 旬の生牡蠣(オーブン焼き)」。
(手前は先ほどの馬肉のカルパッチョ)
いやもうこの牡蠣、これが本日の極めつけでした!
迂闊に一口にぱくっと食べてしまったことを、食べてしまってから後悔しましたよ、あたしゃ。
もっと大事にちょっとずつ味わえばよかった~~~!!!
できるものなら反芻したいわと呑み込んだ後で悔し紛れに考えたりして。
この牡蠣の濃厚な味わいにヌーボーの少し軽めなさっぱりした味がまたぴったり合うんですよね~。先刻の馬肉のカルパッチョといい、口に含んだ時の触感の快感をアルコールが助長すると申しましょうか……レストランで目を閉じて吐息をもらすはめになろうとは思いもよりませんでしたわ。
人間ですから反芻はできませんが、しかしお代わりはできます!
ところが注文したその時には、その日仕入れた分の牡蠣がもう全部出てしまったと言われてしまいました。きっとその日そこにいたお客さん全員が牡蠣のお代わりを注文したに違いありません。だって、一個や二個じゃ食べたりないぐらい美味しかったんだも~ん!!!
牡蠣にあらぬ興奮をしたおかげでその後の写真は撮るのを忘れました。
もっともすでにこの辺で充分ワインがまわっていたので、撮ったとしてもボケボケのブレブレだったに違いないんですが。
次のお料理が「チリコンカルネのチーズオーブン焼き」で鷹の爪など入ったピリ辛な味付けだったのは酔っぱらいに正気を取り戻させようというお店側のはからいだったのでしょうか。
このお料理はチリソースの下にポテトがごろごろしているもので、ジャガイモ好きの私にはたまらないものでした。バゲットのガーリックトーストが付け合わされていて、チリソースをその上に載せて頂くのも大変美味しかったです。
この日なにくれとなく世話を焼いて下さった若い女性のスタッフさん、後で伺ったらなんと店長さんで(あんまりお若いのでびっくり!)、彼女がさりげなく自慢していたのがこのガーリックトースト。バターではなく、ちゃんとガーリックをつけこんだオリーブオイルで作っているのだとか。
そうなんですよ、このガーリックとオリーブオイルのコンビネーションこそが最高にこの日のヌーボーに合ってたんですよね! だって、カルパッチョにも牡蠣にもこのガーリックオリーブオイルが使われていましたから。
このガーリックとオリーブオイルって、和食でいえば「だし」にあたるものでしょうか。イタリアンの味のベースになるものですよね。これが美味しければ、作るお料理皆美味しくなるに決まってます。馬肉も牡蠣も素材の持ち味を充分に引き出された上にガーリックとオリーブの風味がさらに加わり絶品に仕上がっていたのでしょう。
私なんざ、お店で勧められたスペアリブを「脂肪分が高いから」と断って「イカとタコのガーリックソテー」を注文しておきながら、そのお皿に残ったオリーブオイルを別に注文したバゲットで全部吸い取って食べてしまいましたよ。それが脂肪分の高い食事じゃなくて何なんだ、ですよね全く(せめて植物性の脂肪というのが救い)。
ボジョレー・ヌーボーとガーリックとオリーブオイルに酔いしれた2時間の宴はあっという間に過ぎ去り、帰り道の私はマスクをつけてくればよかったと真剣に考えておりました。だって絶対間違いなくニンニク臭いもんね、私!
皆様、Italian Bar CONBRIO にお出かけの際はマスクの携帯をお忘れなく。今ならインフルエンザが流行ってますので怪しまれる心配はありません♪
語るほどじゃないと言いつつ、結局こんなに語ってしまう――美味しいワインは罪ですね。
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人様に語る程の趣味と言える程の趣味でもないんですが、でも美味しいワインを飲めばつい語りたくなるのが人情というもの♪
昨日も11月19日に解禁になったばかりのボジョレー・ヌーボーの試飲会にいそいそと足を運んで参りました♪
お店はこちら、Italian Bar CONBRIO (イタリアンバール コンブリオ)
新橋駅から徒歩3分(ぐるなび CONBRIO )
頂いたのはこの‘2009‘ボジョレーヌーボ‘
ブシャール・エイネ・エ・フィス 。
ブルゴーニュの名門ですね(受け売り)。
ワインの赤い色がキャンドルの光に映えて綺麗です。
まずは口に含む前に香りを確かめます。
ワインによってはツーンと酒臭さが漂ってくるのもあるのですが、これはそうじゃなくてまろやかで穏やか。今のところまだ酒としての自己主張は控えめにしているといった感じでしょうか。アルコール臭が苦手な方でもこれなら飲み易いのではないかと思いました。
続いてお口にちょっとふくんでのテイスティング。
あら、あら、あら、これは今まで私が知ってたヌーボーとは違うわあ!
私が今まで飲んできたヌーボーって、なんというかやっぱりワインとしてはもちょっと未熟というか、荒削りというか、まだまだ修行の途中みたいな味わいばっかりだったんですよね。
こう、まだ、ブドウとしての自分を捨てきってないというかね、人間に例えればまだまだ子ども。それこそ「ルーキーズ」の登場人物達みたいに、若い頃はヤンチャもしたけどいい先生にめぐりあって自分を変える努力をしている真っ最中、みたいな。
それはそれでおもしろい味なんですが、でもどうせ飲むならあと半年寝かせて大人になるのを待った方がいいかな、と思うこともしばしばだったりして。
ところがこの日飲んだブシャールは違いましたねー!
ヌーボーなのに荒々しい部分が全然ないんです。
香りと同様に穏やか。
まだ一つのワインとして完全に調和した味わいにはなっていないものの、それぞれのパートが自己主張することなく、一つのハーモニーを完成させようと懸命に努力しているコーラスグループのような感じ。映画でいったら「天使にラブソングを」でしょうか。
将来の大物を予感させる風格がヌーボーの時点ですでに備わっている、それが昨日頂いたブシャール・エイネ・エ・フィスの‘2009‘ボジョレーヌーボ‘でした。
私はワイン通ではないので専門的な難しいことは分かりませんが、でもとても飲みやすくて美味しいワインでした。
何と言ってもお料理のどれもがこのワインにぴったりでしたからね!
写真は「馬肉のカルパッチョ」。
馬肉の鮮紅色に近い赤とワインの赤がマッチして美しい一品。
馬刺しは九州でよく食べたけれど、カルパッチョになると趣がまた違いますね。お肉が柔らかいので口の中でもぐもぐしてると妙に肉感的な興奮を伴うお料理なのでございました。
この季節ならではの逸品、「三陸産 旬の生牡蠣(オーブン焼き)」。
(手前は先ほどの馬肉のカルパッチョ)
いやもうこの牡蠣、これが本日の極めつけでした!
迂闊に一口にぱくっと食べてしまったことを、食べてしまってから後悔しましたよ、あたしゃ。
もっと大事にちょっとずつ味わえばよかった~~~!!!
できるものなら反芻したいわと呑み込んだ後で悔し紛れに考えたりして。
この牡蠣の濃厚な味わいにヌーボーの少し軽めなさっぱりした味がまたぴったり合うんですよね~。先刻の馬肉のカルパッチョといい、口に含んだ時の触感の快感をアルコールが助長すると申しましょうか……レストランで目を閉じて吐息をもらすはめになろうとは思いもよりませんでしたわ。
人間ですから反芻はできませんが、しかしお代わりはできます!
ところが注文したその時には、その日仕入れた分の牡蠣がもう全部出てしまったと言われてしまいました。きっとその日そこにいたお客さん全員が牡蠣のお代わりを注文したに違いありません。だって、一個や二個じゃ食べたりないぐらい美味しかったんだも~ん!!!
牡蠣にあらぬ興奮をしたおかげでその後の写真は撮るのを忘れました。
もっともすでにこの辺で充分ワインがまわっていたので、撮ったとしてもボケボケのブレブレだったに違いないんですが。
次のお料理が「チリコンカルネのチーズオーブン焼き」で鷹の爪など入ったピリ辛な味付けだったのは酔っぱらいに正気を取り戻させようというお店側のはからいだったのでしょうか。
このお料理はチリソースの下にポテトがごろごろしているもので、ジャガイモ好きの私にはたまらないものでした。バゲットのガーリックトーストが付け合わされていて、チリソースをその上に載せて頂くのも大変美味しかったです。
この日なにくれとなく世話を焼いて下さった若い女性のスタッフさん、後で伺ったらなんと店長さんで(あんまりお若いのでびっくり!)、彼女がさりげなく自慢していたのがこのガーリックトースト。バターではなく、ちゃんとガーリックをつけこんだオリーブオイルで作っているのだとか。
そうなんですよ、このガーリックとオリーブオイルのコンビネーションこそが最高にこの日のヌーボーに合ってたんですよね! だって、カルパッチョにも牡蠣にもこのガーリックオリーブオイルが使われていましたから。
このガーリックとオリーブオイルって、和食でいえば「だし」にあたるものでしょうか。イタリアンの味のベースになるものですよね。これが美味しければ、作るお料理皆美味しくなるに決まってます。馬肉も牡蠣も素材の持ち味を充分に引き出された上にガーリックとオリーブの風味がさらに加わり絶品に仕上がっていたのでしょう。
私なんざ、お店で勧められたスペアリブを「脂肪分が高いから」と断って「イカとタコのガーリックソテー」を注文しておきながら、そのお皿に残ったオリーブオイルを別に注文したバゲットで全部吸い取って食べてしまいましたよ。それが脂肪分の高い食事じゃなくて何なんだ、ですよね全く(せめて植物性の脂肪というのが救い)。
ボジョレー・ヌーボーとガーリックとオリーブオイルに酔いしれた2時間の宴はあっという間に過ぎ去り、帰り道の私はマスクをつけてくればよかったと真剣に考えておりました。だって絶対間違いなくニンニク臭いもんね、私!
皆様、Italian Bar CONBRIO にお出かけの際はマスクの携帯をお忘れなく。今ならインフルエンザが流行ってますので怪しまれる心配はありません♪
語るほどじゃないと言いつつ、結局こんなに語ってしまう――美味しいワインは罪ですね。
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