シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>ドキュメンタリー映画『バカは2回海を渡る』で、サンフランシスコからラスベガスまでの旅を経験したイケメン俳優の弓削智久と須賀貴匡が、道中で発覚したお互いの本性を暴露した。
映画『サクゴエ』で脚本家デビューを果たした弓削と、NHKドラマ「天地人」で注目を集めた須賀。プライベートでも仲の良いイケメン二人の素顔が 見られるドキュメンタリー映画『バカは2回海を渡る』は、今年6月に「Short Shorts Film Festival」で特別上映されたショートフィルム『FREE』のアメリカ撮影に密着した作品。サンフランシスコを出発し、モントレー、グランドキャニ オン、モニュメントバレーなど、各地で映画の撮影をしながらラスベガスを目指した車での長旅は、弓削と須賀がお互いの知らなかった一面を発見する旅でも あったという。
まず須賀が、「一番驚いたのはだらしなさだった!」と弓削の本性を暴露。「滞在先の部屋はいつも散らかっていて、荷物もグチャグチャ。出発のたび に荷造りであたふたする弓削くんを待つハメになりました」と苦笑い。そんな須賀の言葉を受けて、「その通りです。われながらダメだと思いました……」と己 のふがいなさを反省する弓削。本作の中にも、カメラやレンタカーのIDを置き忘れてしまう弓削のドジな様子が登場するのだが、「おかげでドキュメンタリー 的には面白くなりました!」と弓削が巻き起こしたアクシデントに、満足そうな笑みを浮かべる須賀だった。
続いて、旅先での須賀はどうだったのか弓削に聞いてみると、「須賀くんは意外としっかりしていて、荷物もちゃんとまとめているんです。本当は僕と 同じように部屋を散らかしてほしかったんですけど(笑)」と本音を吐露。思ったことは何でも口にしてしまう弓削と、余計なことは語らない慎重派の須賀、対 照的な性格だからこそ馬が合うという彼ら。今回の旅では、映画の演出面で意見が食い違い、衝突することもあったそうだが、そのすべてがいい思い出になって いるようだ。
本作の旅で目の当たりにしたアメリカ西部の広大な風景や、旅先で出会った人々との触れ合いを通じて、「小さいことで悩むのはバカらしいと思いまし た」としみじみ語る弓削と、「映画作りの楽しさと大変さを改めて痛感しました」という須賀。最後に二人は、「ムチャクチャな僕たちの旅を観て、何かムチャ クチャなことをやりたいと思ってほしい」と作品を観る人たちにメッセージを送った。ちなみに、本作にはショートフィルム『FREE』の完成版も収められて いる。弓削と須賀のドタバタな旅の結末と、彼らが苦労の末に作り上げたショートフィルムの出来映えを、スクリーンでしかと見届けてほしい。
映画『バカは2回海を渡る』は11月28日よりユーロスペースにてレイトショー公開