シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

>28日、東京・渋谷のユーロスペースで映画『バカは2回海を渡る』の初日舞台あいさつが行われ、ダブル主演の弓削智久と須賀貴匡、そして渡邊貴文監督が登壇した。

 本作は弓削が監督を務め、今年6月に「Short Shorts Film Festival」で特別上映されたショートフィルム『FREE』のアメリカ撮影に密着したセミドキュメンタリー作品。プライベートでも仲が良いという2 人が、東北沢で一緒に飲んでいたときに話が盛り上がり、企画がスタートしたそうだが、須賀は「そうでしたっけ? あんまり覚えてない……」としれっとした 様子。すると場内でケータイの着信音が! しかも鳴っていたのはこともあろうに、須賀のケータイで弓削と渡邊監督は思わず苦笑いを浮かべた。


 一方、当の須賀は「メールが入っちゃって」と画面をチェックする余裕ぶり。普段の舞台あいさつならば、絶対NGのケータイ着信だが、気の知れた仲 間とアメリカに渡り撮影した本作だからこそ、逆に許されてしまう雰囲気があり、弓削も「知らん顔するのが、かわいい」と須賀に対して愛情(!?)さえのぞ かせていた。


 『バカは2回海を渡る』は短編映画を撮影するためにアメリカに渡った弓削と須賀が、移動時間360時間、移動距離4,000キロの過程で、さまざまなトラブルや経験を重ねる姿に迫ったセミドキュメンタリー。本編中には弓削が監督した短編『FREE』も含まれている。


映画『バカは2回海を渡る』はユーロスペースにてレイト上映中