eiga.com より(以下一部抜粋)

> 米アニメ界のアカデミー賞といわれる第37回アニー賞のノミネートが12月1日に発表され、ウォルト・ディズニーの配給で今夏に全米公開 された「崖の上のポニョ」から、宮崎駿監督が監督賞、音楽の久石譲が音楽賞にそれぞれノミネートされた。宮崎監督はこれまでに、米アカデミー賞長編アニ メーション賞を受賞した「千と千尋の神隠し」でも、アニー賞の長編アニメーション賞、監督賞などを受賞している。

 長編アニメーション賞には、「くもりときどきミートボール」「コララインとボタンの魔女 3D」「ファンタスティック・ミスター・フォックス(原題)」 「プリンセスと魔法のキス」「The Secret of Kells」「カールじいさんの空飛ぶ家」の6作品がノミネート。このうち「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セメック監督による「コラ ラインとボタンの魔女」が長編アニメ、監督、音楽など8部門で合計10ノミネートを受けて最多。ピクサー・アニメーション・スタジオの「カールじいさんの 空飛ぶ家」が長編アニメ、監督、音楽、脚本など8部門で合計9ノミネートを受けて追随。また、日本関連の作品では、手塚治虫の「鉄腕アトム」をCGアニメ 化した「ATOM」がストーリーボードと脚本の2部門でノミネートを受けている。

 昨年度は、本命と言われたピクサーの「ウォーリー」を破り、ドリームワークス・アニメの「カンフー・パンダ」が長編アニメーション賞ほか11部門を制覇。今年のドリームワークス作品「モンスターVSエイリアン」は技術部門で4つのノミネートを受けるにとどまった。


>第37回アニー賞の授賞式は2010年2月6日にロサンゼルスで開催される。