シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

>アルフレッド・ヒッチコック監督の1963年の映画『鳥』のリメイクの監督が交代することが明らかになった。

 映画サイトPajibaが伝えたところによると、ユニヴァーサル・ピクチャーズによって製作されるリメイク版『鳥』の監督に決まっていたマーティン・ キャンベルが降板したとのこと。代わりの監督として浮上したのが、ウェス・クレイヴン監督の『鮮血の美学』をリメイクした『ザ・ラスト・ハウス・オン・ ザ・レフト』(原題)でハリウッドデビューを果たしたギリシア出身のデニス・イリアディスだ。アテネ生まれのイリアディス監督は、パリとリオデジャネイロ で育ち、名門ブラウン大学で映画と政治経済学を学び、美術大学の最高峰といわれるロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)を卒業しているエ リートだ。

 イリアディス監督はまだアメリカでは無名監督ながら、『ザ・ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト』(原題)は近年リメイクされたホラー映画の中では高い評 価を受けており、R指定(17歳未満は保護者同伴が必要)のホラー映画として『鳥』を甦らせるだろうと期待されている。イリアディス監督の契約は正式には 完了していないが、キャンベル監督の降板は確実で、キャンベル監督も去り、ホラー色の強くなるリメイク版『鳥』にナオミ・ワッツの主演もないだろうといわれており、スタジオ側は新たなホラークイーンを見つけなければいけないようだ。