12月7日18時57分配信 産経新聞 より(以下一部抜粋)

>報道陣や通行人らでごった返した東京都港区の警視庁麻布署前。午後5時35分ごろ、押尾学容疑者(31)を乗せた捜査車両が同署に到着するとカメラのフ ラッシュが一斉に瞬いた。押尾容疑者は茶色のジャケットに白いTシャツ姿。みけんにしわを寄せながら車外に視線を向けていた。

  ■フォト 周囲をにらみつけながら麻布署に入る押尾容疑者

 この日、同署は約50人の署員を動員し、渋滞する六本木通りの交通整理に当たった。

 午後5時4分に泉田勇介容疑者(31)が、約20分後には遠藤亮平容疑者(28)が同署に入り、最後に押尾容疑者が到着すると「押尾ー!」「香 織ー!」(亡くなった田中香織さん)などの声が上がった。署前では通行人や買い物客らが足を止め、カメラ付き携帯電話で到着の様子を撮影。一部報道陣が車 両に近づいたため、署員が笛を吹いて警告した。

 逮捕状が請求された4日夜から同署前には報道陣が待機。8月に押尾容疑者が麻薬取締法違反容疑で逮捕され、三田署に移送された際には署前が混乱に陥ったため、今回は鉄製のさくが立てられたほか、一般人のための“観覧”スペースも設けられた。

 東京都世田谷区の女性会社員(26)は「通りががったら、ものすごい人だかりで驚いた。ついに逮捕されたんですか?」と驚いた表情。近くの飲食店で働く男性(45)は「これで事件が動き出すのだろう。女性が亡くなった経緯が明らかになれば」と話していた。