シネマトゥデイ
より(以下一部抜粋)
>10日、映画『パブリック・エネミーズ』のPRで来日しているジョニー・デップが、前日の記者会見に続き、ジャパ ン・プレミアのレッドカーペット・イベントを行った。会場となった六本木ヒルズアリーナには、幸運にもチケットをゲットしたファン約1,000人が詰めか けた。
>10日、映画『パブリック・エネミーズ』のPRで来日しているジョニー・デップが、前日の記者会見に続き、ジャパ ン・プレミアのレッドカーペット・イベントを行った。会場となった六本木ヒルズアリーナには、幸運にもチケットをゲットしたファン約1,000人が詰めか けた。
約30分遅れで会場に到着したデップは、光沢のあるグレーのスーツに黒のシャツという、いつものカジュアル・ファッションとは違うシックな装い。 しかし、頭には前日と同じ帽子がしっかりと被られており、デップらしい帽子へのこだわりを感じさせた。会場ではレッド・カーペットを取り囲むファンたち に、時間をかけてしっかりとファンサービス。サインをしたり、子どもの頭をなでてあげたり、さすがサインコレクター雑誌「オートグラフ・マガジン」でファ ンにサインするときに態度が丁寧な俳優第1位に3年連続選ばれただけあって、約1時間弱、日本のファンとたっぷり触れ合った。その間ずっと、会場には興奮 したファンの絶叫がこだましていた。
舞台に登壇後も、「寒くない?」と寒空の下、デップを待ち続けたファンを心配してみせるデップ。
「日本に来るたびに素晴らしい歓迎を受けて、信じ
られない思いだよ。あなたたちのおかげで僕は日本に来られるのだから、あなたたちはわたしにとってボスのようなものです」
と本当にファンのことを愛してい るのが伝わってくる舞台あいさつだった。最後に、デップをかたどった「ジョニー・デップ クリスマスツリー」が輝くと、
「メリー・クリスマス・トーキョー!」
と手を振り、ファンにとっては一足早いクリスマスプレゼントになった。
『パブリック・エネミーズ』では社会の敵ナンバーワンという実在のギャングを演じたデップだが、その素顔はファン思いのスター・ナンバーワンと呼ぶのがふさわしい、気取らないスターだった。